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  1. 西尾市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-02-25: 令和2年3月定例会(第1号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 218 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 2 :  ◯市長(中村 健) 選択 3 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 4 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 5 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 6 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 7 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 8 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 9 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 10 :  ◯市長(中村 健) 選択 11 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 12 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 13 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 14 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 15 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 16 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 17 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 18 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 19 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 20 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 21 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 22 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 23 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 24 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 25 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 26 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 27 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 28 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 29 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 30 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 31 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 32 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 33 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 34 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 35 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 36 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 37 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 38 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 39 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 40 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 41 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 42 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 43 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 44 :  ◯26番(牧野次郎) 選択 45 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 46 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 47 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 48 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 49 :  ◯総合政策部長(近藤芳英) 選択 50 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 51 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 52 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 53 :  ◯市民部長(山崎隆文) 選択 54 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 55 :  ◯13番(前田 修) 選択 56 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 57 :  ◯市民部長(山崎隆文) 選択 58 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 59 :  ◯13番(前田 修) 選択 60 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 61 :  ◯市民部長(山崎隆文) 選択 62 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 63 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 64 :  ◯市民病院事務部次長(西尾隆治) 選択 65 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 66 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 67 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 68 :  ◯総合政策部長(近藤芳英) 選択 69 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 70 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 71 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 72 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 73 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 74 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 75 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 76 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 77 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 78 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 79 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 80 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 81 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 82 :  ◯13番(前田 修) 選択 83 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 84 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 85 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 86 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 87 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 88 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 89 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 90 :  ◯13番(前田 修) 選択 91 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 92 :  ◯子ども部長(山口留美子) 選択 93 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 94 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 95 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 96 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 97 :  ◯13番(前田 修) 選択 98 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 99 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 100 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 101 :  ◯13番(前田 修) 選択 102 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 103 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 104 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 105 :  ◯13番(前田 修) 選択 106 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 107 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 108 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 109 :  ◯13番(前田 修) 選択 110 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 111 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 112 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 113 :  ◯13番(前田 修) 選択 114 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 115 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 116 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 117 :  ◯13番(前田 修) 選択 118 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 119 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 120 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 121 :  ◯13番(前田 修) 選択 122 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 123 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 124 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 125 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 126 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 127 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 128 :  ◯13番(前田 修) 選択 129 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 130 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 131 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 132 :  ◯13番(前田 修) 選択 133 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 134 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 135 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 136 :  ◯13番(前田 修) 選択 137 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 138 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 139 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 140 :  ◯13番(前田 修) 選択 141 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 142 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 143 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 144 :  ◯13番(前田 修) 選択 145 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 146 :  ◯建設部長(岸本正二) 選択 147 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 148 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 149 :  ◯市民病院事務部長(尾崎健治) 選択 150 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 151 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 152 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 153 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 154 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 155 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 156 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 157 :  ◯市民部長(山崎隆文) 選択 158 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 159 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 160 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 161 :  ◯教育部次長(内藤貴久) 選択 162 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 163 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 164 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 165 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 166 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 167 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 168 :  ◯13番(前田 修) 選択 169 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 170 :  ◯総務部長(高原 浩) 選択 171 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 172 :  ◯13番(前田 修) 選択 173 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 174 :  ◯教育部長(永谷和夫) 選択 175 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 176 :  ◯教育部次長(内藤貴久) 選択 177 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 178 :  ◯13番(前田 修) 選択 179 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 180 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 181 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 182 :  ◯13番(前田 修) 選択 183 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 184 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 185 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 186 :  ◯13番(前田 修) 選択 187 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 188 :  ◯産業部長(加藤英之) 選択 189 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 190 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 191 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 192 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 193 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 194 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 195 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 196 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 197 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 198 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 199 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 200 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 201 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 202 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 203 :  ◯健康福祉部長(岩瀬美貴徳) 選択 204 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 205 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 206 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 207 :  ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) 選択 208 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 209 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 210 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 211 :  ◯市民病院事務部長(尾崎健治) 選択 212 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 213 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 214 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 215 :  ◯上下水道部長(榊原伸尚) 選択 216 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 217 :  ◯議長(稲垣一夫) 選択 218 :  ◯議長(稲垣一夫) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1                             午前10時00分 開会 ◯議長(稲垣一夫) ただいまの出席議員は全員であります。よって、令和2年西尾市議会3月定例会は成立しましたので開会します。  今期定例会に提出されました案件は、単行議案を初め33件であります。諸議案については、後刻、市長等からそれぞれ説明がありますが、十分な検討を加え、市民の負託に応えるべく努力したいと存ずるものであります。  したがって、議員各位におかれましては円滑に議事を進められ、適正、妥当な議決に到達しますようお願い申し上げ、開会のあいさつとします。  市長からあいさつがあります。       〔市長 中村 健 登壇〕 2 ◯市長(中村 健) 本日、ここに令和2年西尾市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私とも何かとご多用の中、ご参集いただき、提出議案につきましてご審議を賜りますことに対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  さて、今議会に提案をいたします案件は33件で、その内訳は、単行議案が16件、令和元年度補正予算案が8件、令和2年度当初予算案が9件でございます。  まず、単行議案につきましては、西尾市公契約条例の制定を初めとする条例関係が16件でございます。  次に、令和元年度補正予算案につきましては、一般会計で22億6,948万円の追加補正を、特別会計で4億2,142万4,000円の減額補正を、企業会計では収入について2億1,296万9,000円の追加補正を、支出について1億2,893万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。  令和2年度当初予算案につきましては、一般会計で585億6,000万円、前年度対比6.4%の増、特別会計で303億5,198万1,000円、前年度対比11.7%の減、企業会計で230億6,882万6,000円、前年度対比43.8%の増、総額では1,119億8,080万7,000円で、前年度対比6.2%の増となっております。  以上、提出議案の概要を申し上げましたが、各議案につきましては上程の都度、担当者が説明をいたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げまして、開会のごあいさつといたします。       〔市長 中村 健 降壇〕 3 ◯議長(稲垣一夫) あいさつは終わりました。            ─────────────────────                             午前10時04分 開会 4 ◯議長(稲垣一夫) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により行います。            ───────────────────── 5 ◯議長(稲垣一夫) この際、諸般の報告をします。
     専決処分書につきましては、お手元に配付しておきました。  次に、監査委員から、例月出納検査の結果の報告、定例監査等の実施結果の報告及び財政援助団体等監査の実施結果の報告があり、掲示板に掲げておきました。  以上で、報告を終わります。            ───────────────────── 日程第1 6 ◯議長(稲垣一夫) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において大河内博之議員及び稲垣正明議員を指名します。            ──────────○────────── 日程第2 7 ◯議長(稲垣一夫) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月23日までの28日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者多数) 8 ◯議長(稲垣一夫) ご異議なしと認めます。よって、会期は28日間と決定しました。            ──────────○────────── 日程第3 9 ◯議長(稲垣一夫) 日程第3 施政方針演説を行います。市長。       〔市長 中村 健 登壇〕 10 ◯市長(中村 健) 令和2年市議会3月定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信の一端と、新年度当初予算における主要施策の概要を申し上げ、議員各位並びに17万市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。  元号が平成から令和に代わり、新たな時代を迎えた昨年は、日本列島が広く祝賀ムードに包まれた年でありました。「時に初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」。万葉集が典拠となった「令和」という言葉には、「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」との願いが込められているとのことです。  そのような中、西尾市では今年度のスローガンとして「多様性が輝く共生のまちづくり」を掲げ、ろう者の言語である手話の普及促進を目的とした手話言語条例の制定、性的少数者の不安や困難の解消を目的としたパートナーシップ制度の導入、外国籍住民の生活サポートを目的とした、やさしい日本語で書かれたフェイスブックページの開設を初め、一人一人の市民が輝く西尾市を実現するための各種施策に先進的に取り組んでまいりました。  一方、社会経済情勢に目を向けると、自国第一主義の台頭により米中貿易摩擦、EUにおける難民・移民問題、中東情勢の混迷など、世界の不安定感が高まっていると言わざるを得ません。また、これまで日本経済を牽引してきた自動車業界では、100年に一度と言われる大変革期の中で合従連衡が進み、各陣営が激しくしのぎを削るほか、国内経済においては消費税率10%への引き上げによる景気の冷え込みも懸念されるところです。さらに、地方創生がセカンドステージを迎える折、東京一極集中は一向に是正されないばかりか、平成31年及び令和元年の出生数が90万人を切るとともに人口の自然減少は50万人を超え、政府が想定する以上のスピードで少子化と人口減少が進んでいます。  このような先行き不透明で変化が激しい時代において、幾多の困難を乗り越え、「住んでみたい」「住んでよかった」と思っていただけるまちづくりを進めていくためには、前例踏襲主義や横並び意識から脱却し、行政のみならず市民や民間事業者の英知も結集させながら、オンリーワンの魅力を磨き上げていく積極的なチャレンジが欠かせません。  以上のことから、令和2年度の市政運営のスローガンとして「競争に打ち勝つ共創力」を掲げ、官民連携して新たなまちの魅力や地域の価値を創造し、夢や希望の持てるわくわくする西尾市の創生に引き続き取り組んでまいります。  次に、予算編成について申し上げます。  令和2年度の市税収入は、法人市民税の一部国税化と、通商問題をめぐる緊張に端を発した国際経済の減速による地元企業等の業績悪化により、法人市民税の減少が見込まれますが、設備投資の増加の影響により固定資産税は増加が見込まれるため、令和元年度当初予算と比較し、ほぼ同水準の305億円を見込んでおります。また一般会計予算は585億円、特別会計及び企業会計を合わせた総予算では1,119億円を見込んでおり、いずれも過去最大の規模となりました。  歳入では、普通交付税の合併算定替特例の縮減、歳出では、今後も増加が見込まれる社会保障関連や重点施策の子育て支援、防災・減災、公共施設の長寿命化に加え、企業誘致や教育等に係る大型事業を予定しており、厳しい財政運営が続くことが予想されます。  経常的経費については、前年度予算額を上限とする一方で、ワクワク西尾創生予算枠の継続実施やスマート自治体化に向けたAIやRPAの活用など、将来に向けた準備も引き続き行ってまいります。厳しい財政状況下においても、市民サービスの低下を招かないように配慮するとともに、新たな試みにも積極的に取り組めるよう事業の選択、事業内容の精査を行ってまいりました。  喫緊の課題である市民の生命と財産を守る防災・減災対策に対しては、地震や津波による建物、人的被害を想定して、防災活動拠点や津波避難施設の整備、海岸堤防の耐震化を進めるなど、重点施策として優先的に予算を配分しております。  また、懸案となる市民病院の経営改善につきましても、何より重要な医師確保対策に私みずからトップセールスを実施する等、安全・安心で持続可能な地域医療体制の確立に向け最善を尽くしてまいります。  地方創生の取り組みといたしましては、「住みたいまち」「働くことのできるまち」「訪れたいまち」という観点から、他の地域にはない本市独自の魅力や地域の価値を創造していくことが重要であると考えております。交流人口の増加に向けた観光交流機能を強化するため、令和2年度から新たに交流共創部を設置し、文化・スポーツを観光と融合してスポーツ文化ツーリズムを推進してまいります。本市の持つ資源に多様な主体が磨きをかけ、人々に感動や興奮を与える観光コンテンツを市民とともにつくり出し、交流人口を拡大させることにより地域の活性化を目指します。このほかにも、教育・子育て支援の充実、公共交通の利便性の向上、産業振興や雇用創出の鍵となる企業誘致にも積極的に取り組んでまいります。  一方で、少子高齢化・人口減少社会において持続可能な自治体として、限られた人員や財源の中で行政サービスの向上と行政のスリム化を進めるため、スマート自治体の実現や官民連携による民間活力の積極的活用を推進してまいります。  それでは、第7次西尾市総合計画の将来都市像「自然と文化と人々がとけあい 心豊かに暮らせるまち 西尾」の6つの柱に基づき、主要事業についてご説明申し上げます。  第1の施策は、「活力と魅力あふれる産業づくり」についての取り組みです。  令和2年度は、東京オリンピック・パラリンピックの開催により、例年にない多くの外国人観光客が日本を訪れることが見込まれます。本市の特徴を生かし、日本文化に触れていただけるような体験型プログラムを組み入れた着地型観光ツアーのメニューの開発・提供に向け、西尾市観光協会を支援してまいります。抹茶の生産される工程の見学や、みずから抹茶をたてて飲む体験ができるツアー、みそなどの醸造の歴史や味の体験など、外国人観光客が魅力を感じる企画を集め、実施してまいります。また、これらのツアーに対して英語で案内する観光ガイドの人材育成を行っており、令和2年4月からの案内開始を目指すとともに、英語版の観光情報につきましては、SNS等を利用して訪日外国人観光客向けに発信してまいります。  佐久島においては、昨年12月に株式会社キャッチネットワークにより、ブロードバンド環境が整備されました。今後は、島内の主要観光拠点にWi-Fiのアクセスポイントを設置することで、島を訪れる観光客の利便性の向上を図ります。また、クラインガルテンのラウベ棟にインターネット環境を整えることで、企業のサテライトオフィスとしての利活用をPRしてまいります。  また、一色うなぎ漁業協同組合を初めとする一色地区の14の各種団体で構成する西三河南部ベイエリア協議会は、地域ならではの資源を生かした体験プログラムや特産品の開発などに取り組んでいます。昨年、この取り組みが国から評価され、内閣官房及び農林水産省の「ディスカバー農山漁村の宝」の優良事例に選定されました。市といたしましても、こうした協議会の活動成果を最大限生かし、このエリアの発展につなげてまいります。  道の駅にしお岡ノ山では、慢性的な駐車場不足を解消するため、新たな駐車場の整備を検討してまいります。福地南部地域活性化につきましては、JA西三河が西尾市産の多様な農水産物を集めた農業観光施設の整備をするため、憩の農園を核とした開発計画を策定しており、その計画がまとまった段階で市とJA西三河との連携を検討してまいりたいと考えております。  畜産業では豚熱、いわゆる豚コレラの発生により甚大な被害をこうむった養豚業者に対して、生産性を失った施設や土地の固定資産税に相当する金額を交付するとともに、早期に経営再開できるよう国や県と協力して支援、援助してまいります。また、発生を防ぐために必要となった豚熱ワクチン接種に助成をしてまいります。  水産業では、危機的状況にあるアサリ資源の回復のため、稚貝の放流や食害生物の捕獲駆除、稚貝の定着を促すFRPポールの設置や良質な砂や石の投入、環境基準内での栄養塩放出などに取り組んでいます。一定の効果はあらわれていますが厳しい状況は続いており、今後も国や県とともに水産資源の回復に対するさまざまな取り組みを支援してまいります。あわせて、地域ブランド「一色産うなぎ」では、シラスウナギ資源確保のための親ウナギの放流や、老朽化した養鰻水道の布設がえなどの支援を継続してまいります。  地場産業の活性化や自主財源確保の一助となるふるさと応援寄附金制度では、昨年1年間で約3億9,000万円の寄附をいただきました。今後も返礼品の充実を図る中で、西尾市の魅力を広く全国へPRしてまいります。  本市が戦略的に取り組む企業誘致では、多くの企業に進出・拡張していただき、平成30年工場立地動向調査において、製造業等の工場立地数は愛知県が全国第1位となり、本市は県内第1位の実績となりました。今後も、充実した支援制度とワンストップサービスで立地をサポートするなど、積極的な企業誘致に取り組んでまいります。  平成31年3月に県企業庁が、西尾地区次世代産業用地造成事業として開発決定した駮馬瀬戸地区工業用地への企業進出につきましては、西尾市のさらなる発展につながる大きなチャンスであります。このチャンスを生かせるよう、令和5年度の造成事業完了を目指して、企業庁と連携しながら各種事業に取り組んでまいります。令和2年度は、工業用地へのアクセス道路の整備を進めるとともに、企業進出に伴う交通渋滞に対応するため、駮馬瀬戸地区周辺において交通量調査、企業ヒアリングなどを行い、渋滞緩和策にも取り組んでまいります。  深刻化する構造的な働き手不足の解消に向けては、ワクワク西尾創生事業の一つとして、学生と企業が直接会うことができるイベントの企画などに取り組んでいく「ローカルではたらこう」事業を進めることで、市内の中小企業の人材確保を支援してまいります。また、令和2年11月に県内で開催される「あいち技能五輪・アビリンピック」において、子どもたちがすぐれた技術・技能に触れ、ものづくりのおもしろさや大切さを実感でき、将来の生き方や働き方を考える絶好の機会となることを期待して、中学生の見学を積極的に推奨してまいります。  これら以外にも、製造業が集積した本市の魅力を情報発信し、将来を見据えた企業との関係を構築するため、第3回目となる「産業立地セミナーin西尾」を開催するとともに、東京で開催される大規模展示会に市内のものづくり企業と共同出展するなど、地域産業の「競争力の強化」や「稼ぐ力」の向上を目指し、「ものづくりのまち西尾」の知名度向上に努めてまいります。  第2の施策は、「利便性と快適性を高める基盤づくり」についての取り組みです。  今後の高齢者人口の増加などを考慮いたしますと、本市のまちづくりにおいて公共交通の重要性が一層高まっており、鉄道を核とした利便性の高い交通体系を構築し、市民の利便性向上を図ってまいります。名鉄西尾・蒲郡線につきましては、地域の皆様の取り組みの成果もあり、10年間で輸送人員は299万人から340万人に増加しました。昨年は商工会議所初め、6団体が実施したロゲイニング事業にも支援を行っており、今後は利用促進に加え、このような地域外からの利用者を呼び込む事業にも取り組んでまいりたいと考えております。とりわけ、令和3年度以降の鉄道運行の継続については、早期に名鉄と協議を整えてまいりたいと考えております。  バス路線につきましては、六万石くるりんバスのサービス圏域を3路線から8路線に拡大し、西尾地区の各地域にバスを運行します。この再編により、六万石くるりんバスの全ての路線が運賃200円で乗り放題となります。いこまいかーは、令和2年度から新たに幡豆地区で目的地を拡充するとともに、西尾地区では、ふれあいセンターやスーパーなどへのお出かけに利用できるよう改善してまいります。将来の公共交通対策として、実用化に向け進展が著しい自動運転技術についても、引き続き導入に向けた調査研究を進めてまいりたいと考えております。  本市は、高速道路や鉄道本線から離れており、経済や文化の広域的な交流や地域間の連携を図るための交通ネットワークの形成には、幹線道路の早期整備が不可欠であります。国の事業では、物流の効率化、災害時の緊急輸送路の確保のため、国道23号名豊道路の岡崎バイパスの4車線化及び未整備区間の早期整備を引き続き強く要望してまいります。県の事業では、広域連携の交通軸となる都市計画道路衣浦岡崎線の全線4車線化の推進や、西尾市街地と西幡豆町を結ぶ都市計画道路西尾幡豆線のうち、鵜ケ池町地内から吉良町地内までの区間の早期整備完了を強く要望してまいります。また、本市の南北の幹線道路である都市計画道路安城一色線につきましても、上町、下町地区及び一色町の諏訪神社から国道247号までの区間の整備に着手しており、早期整備完了を強く要望してまいります。  次に、市の事業では、企業誘致関連の道路整備として、駮馬瀬戸工業用地のアクセス道路となる市道善明12号線及び瀬門67号線の整備を進めてまいります。また、県立特別支援学校の建設にあわせて整備を進めている市道須脇15号線を初めとして、都市計画道路田貫徳永線、市道斉藤市子6号線、市道平坂93号線、市道新在家上矢田1号線、市道吉田224号線などの整備を引き続き進めてまいります。その他、交通安全対策といたしまして、市道江原室町線の歩道設置を進めてまいります。  上水道のインフラ整備では、引き続き重要管路耐震化事業、老朽管更新事業及び漏水調査事業を計画的に進めてまいります。また、市内で唯一の自己水源である志貴野水源送水場浄水設備の更新事業は、令和2年度の整備完了を予定しております。  公共下水道事業では、見直した整備方針に基づき汚水処理対策を進めるとともに、引き続き下水道施設の地震対策、老朽化対策に取り組んでまいります。また、西尾市上下水道事業審議会からの答申を受け、下水道事業の持続可能な企業経営の実現を図るため、市民生活への影響を配慮しながら下水道使用料の改定を進めてまいります。  第3の施策は、「地域を支える文化と人を育む環境づくり」についての取り組みです。  「住みたいまち」を実現するためには、子育てしやすい環境や満足度の高いサービスの提供により、「子育てをするなら、やっぱり西尾市」と思っていただけるように、若い世代を中心とした移住定住を図ることが何より大切だと感じております。現在、子育て支援の充実を図るとともに、妊娠・出産期から切れ目のない支援を行うための基本的方向と具体的施策を示す第2期西尾市子ども・子育て支援計画を策定中であります。令和2年度はこの計画に基づき、総合的かつ計画的に子育て支援に関する施策を推進してまいります。  昨年10月から始まった、3歳児から5歳児までの保育料の無償化に伴い、今後、見込まれる保育需要の増加、多様化する保育ニーズに対応するため、本年4月から西尾中央幼稚園と東部保育園を認定こども園として開園するとともに、民営化した中野郷保育園、福地北部保育園及び新たに民営化する西野町保育園の園舎の建てかえにかかる建設費を援助することにより、子どもたちがわくわくするような環境を整備してまいります。  また、令和2年度から、新たに子ども食堂を運営する団体等に経費の一部を補助し、地域の力を活かした子どもの居場所づくりを推進し、子どもの健全育成を図ってまいります。  さらに、出産される全ての世帯を対象とする出産祝い金「西尾すこやか祝い金」の支給や、県内市町村でトップクラスの手厚さを誇る特定不妊治療費に対する助成、18歳までの子を3人以上養育している場合の3番目以降の児童に対する保育料、長時間保育料、副食費の無料化、同一世帯で同時に2人以上が児童クラブを利用する場合の2人目以降の保育料の2分の1減額など、本市独自の子育て支援施策を引き続き実施してまいります。  次に、学校教育について申し上げます。  急速なグローバル化やAIの進化により、子どもたちが未来社会を生き抜くための能力や資質が大きく変化する中において、教育環境の充実は未来への投資であり、特に力をそそいでいかなければならないと考えております。子ども一人一人の教育的ニーズを踏まえた教育活動を展開し、個性を伸ばしていく「きめ細やかな教育」を実現するため、教職員に対して指導・助言をしたり、支援・補助をしたりする人材、教職員とともに児童・生徒を指導・支援する人材の配置を拡充してまいります。中でも、毎年増加しております日本語教育が必要な児童・生徒を支援するため、現在の早期適応教室を日本語初期指導教室カラフルに改称をして、新設します日本語教育指導アドバイザーのもと、バイリンガルの日本語教育指導支援員が学校とカラフルを巡回して日本語指導を強化してまいります。また、外国にルーツを持つ子どもに対する就学支援事業を行う多文化ルームKIBOUは、昨年11月、通室児童・生徒数の増加に対応するため、市民活動センター・アクティにしお内に移転しました。西尾市教育委員会独自の取り組みでありますKIBOUでは、カラフルと学校現場との連携をより密にして、引き続ききめ細やかな支援を展開してまいります。  県と連携し、須脇町地内で整備を進めている県立特別支援学校につきましては、令和元年度に引き続き造成工事などを進め、県においては令和2年度から新設校の建築工事などに着手し、令和4年4月の開校を目指して整備を進めてまいります。また、隣接地に建設予定の新学校給食センターにつきましても、令和2年度から建築工事などに着手し、令和3年9月の開設に向けて整備を進めてまいります。新学校給食センターでは、新たに食物アレルギー対応を行い、さらに保育園給食と学校給食を分離し、学校給食に特化することで年齢に見合った給食が提供できます。新学校給食センターの建設に伴い、一色・吉良・幡豆地区の保育園及び全ての公立幼稚園専用の給食センターとなります吉良学校給食センターにつきましては、令和4年4月の開設に向けて改修の準備を進めてまいります。  その他、小・中・義務教育学校の施設整備では、児童数増加への対応といたしまして、矢田小学校の職員室、給食室の拡張工事や花ノ木小学校の校舎増築の設計を進めるとともに、小・中・義務教育学校のICT環境整備を計画的に進めてまいります。  また、温水プールを利用した小学校の水泳授業につきましては、令和元年度から民間プールでスタートした矢田小学校に加えて、令和2年度からは花ノ木小学校と横須賀小学校の2校が、公営プール「ホワイトウェイブ21」を利用した水泳授業をスタートしてまいります。  歴史公園整備事業では、木造二重の二之丸丑寅櫓と、全国でも珍しい屏風折れの土塀を現在整備中であり、令和2年6月末に完成を予定しております。完成の暁には、西尾市の歴史を学ぶ場であり、また新たな観光拠点となるものと期待するとともに、吉良氏800年祭事業と連携して、西尾城を舞台とする御城印を活用したイベントなどを開催してまいります。  図書館事業では、昨年のワクワク西尾創生コンテストの最優秀賞を受賞しました「読書通帳」を導入してまいります。読書通帳は、図書館で本を借りた貸出履歴が、銀行の預金通帳のように自分の通帳に記帳されます。通帳につきましては、西尾信用金庫のご支援により市内小中学生全員へ配布を予定しており、子どもたちの読書活動を推進するとともに図書館利用の活性化を目指してまいります。  スポーツ事業は、フルマラソンの令和3年度開催を目指し、コースを決定してまいります。また、あわせてコース周辺地域へ理解、協力を求めるとともに、地元小中学校や関係団体との協力体制の構築を図ってまいります。スポーツ振興と観光振興合わせた地域活性化が図れるよう、わくわくする魅力的な大会開催に向け準備を進めてまいります。  西尾市は、Vリーグで活躍する強豪バレーボールチーム「デンソーエアリービーズ」のホームタウンであります。エアリービーズを盛り上げながら市の活性化を図るため、昨年に続きPRフラッグを市役所駐車場に掲示するとともに、新たにチームの横断幕やのぼり旗を作製し、総合体育館に設置してまいります。エアリービーズには、日本代表クラスの選手も多数在籍しており、東京オリンピックの代表選手に選出された際にはパブリックビューイングを開催するなど、市を挙げて応援してまいりたいと考えております。  スポーツ施設の整備では、善明市民運動広場の野球場の改修工事を令和2年度に、ソフトボール場の改修工事を令和3年度に行うことで、利用者の利便性向上を目指してまいります。また、スポーツ施設の再配置についても、公共施設再配置の考え方を尊重しながら議論を進め、将来のビジョンを取りまとめるとともに各種大会の誘致、健康増進など、さまざまな観点から社会ニーズを満たせるスポーツ環境を整えてまいります。  第4の施策は、「安心できる暮らしを支える健康・福祉のまちづくり」についての取り組みです。  昨年12月に閣議決定された国の令和2年度予算では、一般会計の総額は102兆6,580億円で、そのうち社会保障費が35兆8,121億円で過去最高、予算全体の3割を超える中、疾病予防や介護予防の対策とともに、効率的かつ包括的な医療・介護サービスを提供できる環境づくりが課題となっております。  市民病院では、平成29年3月に策定した西尾市民病院改革プランを着実に実行し、安全で安心な医療サービスの提供と経営の安定化に努めてまいります。具体的な取り組みとしましては、令和2年度から医師奨学金制度及び看護師等修学資金制度を拡充することで、最重要課題に位置づける医師及び看護師の確保を図るとともにAI技術を駆使し、より高精度な画像処理や被曝量の低減につながる最先端の医療機器「デュアルエナジーCT」を導入してまいります。  また、市民病院の今後のあり方につきましては、まずは碧南市民病院との医療連携を推し進めるとともに、西尾市、碧南市の両市にとって最善の方策を引き続き協議・検討してまいりたいと考えております。  福祉施策では、全ての人々が尊厳を保ちながら、多様な社会参加・参画を果たし、必要に応じて希望するさまざまなサービスを受けながら、生涯にわたって住みなれた家庭や地域社会において、健やかに安心して日常生活を送ることができる地域包括ケアシステムの構築を進めております。  認知症予防支援では、共通の趣味を持つ高齢者が定期的に集うことで、生きがいや楽しみを持って暮らすことができるように、「お金をかけない、たばこを吸わない、お酒を飲まない」の「3ない」をモットーにした健康マージャンなどを開催する常設サロンを、総合福祉センターと一色老人福祉センターに設置してまいりたいと考えております。また、認知症高齢者・介護者向けの支援として、認知症の進行状況にあわせた医療・介護サービス利用のガイドブック「認知症ケアパス」を作成するとともに、引き続き認知症サポーターの養成を図るほか、認知症地域支援推進員や認知症初期集中支援チームの活動を通して、認知症になっても住みなれた地域で暮らしやすい地域を目指してまいります。  介護予防支援では、地域のボランティアや体操講師、生活支援コーディネーター等が協働して「まちの体操教室」や「シルバー元気教室」「高齢者通いの場」を地域で展開しているところです。身体のストレッチを行う「まちの体操教室」は、健康寿命延伸を図るために一層拡充してまいります。  これ以外にも、保健・福祉・医療の専門職相互の連携により、高齢者一人一人の心身の状態にあわせた本人の望む暮らしを見きわめ包括的にケアするため、多職種協働カンファレンスを毎月実施してまいります。1人でも多くの市民が、住みなれた地域で普段どおりの暮らしを取り戻し、生きがいを持てるように専門職で知恵を出し合い、自立支援・重症化抑制に努め、要介護度を改善・維持させるチームケアを目指してまいります。  また、母子保健対策では、出産後の生活をスムーズにスタートするため、出産後不安定な状況にある母親と乳児に対して、医療機関等での宿泊や通所により、保健指導や育児支援を行う産後ケア事業を新たに実施してまいります。  第5の施策は、「安全とうるおいのある環境づくり」についての取り組みです。  まずは、重点施策に掲げる防災・減災対策について申し上げます。  本市は海岸線を多く有しているため、南海トラフ地震に伴う津波により甚大な被害が予測されており、津波への対策が急務となっております。市民から要望の高い津波避難施設につきましては、国の交付金などを活用し、令和4年度までに一色地区2基、吉良地区2基の合計4基の津波避難タワーを整備する予定であり、令和2年度は用地の買収と設計業務を行ってまいります。将来的には、市全体で10基の津波避難施設の整備を計画しております。  また、令和元年度に愛知県が津波災害警戒区域を指定したことを受け、津波ハザードマップを更新し、ハードとソフトの両面から津波対策を進めてまいりたいと考えております。  消防では、災害から市民の生命を守るため、消防団への救急救助用器具の配備強化に努めており、令和2年度に更新する消防団の消防車両には、油圧切断機などの救助資機材一式を積載してまいります。また、聴覚、言語機能障がい者や日本語が話せない外国人が円滑に119番通報を行える体制を整備してまいります。  河川海岸堤防の整備では、平成26年度から国の補助を受けて寺津漁港海岸の堤防耐震化を順次進めており、令和2年度も継続して進めてまいります。また、県事業では、第3次あいち地震対策アクションプランに基づき、海抜ゼロメートル地帯など、地盤が低く住宅が密集して大きな被害が想定される地域の海岸堤防から優先的に耐震化を進めていただくとともに、本市の河川・海岸堤防の耐震化が早期に完了するよう、国や県に対し強く働きかけてまいります。  雨水対策では、近年、多発傾向にある集中豪雨や大型化する台風に対応するため、洪水ハザードマップを最大規模の降雨を想定した洪水浸水想定区域に更新するとともに、内水氾濫に対する市民の円滑かつ迅速な避難に向け、浸水想定区域を示した内水ハザードマップの作成に取り組んでまいります。  その他、大規模災害などが発生しても、致命的被害を負わない「強さ」と、たとえ被害を受けたとしても迅速に回復する「しなやかさ」を兼ね備えた地域を構築していくため、本市の強靱化に関する指針となる西尾市国土強靱化地域計画を策定してまいります。  安全で安心なまちづくりには、防災だけでなく交通事故を防止する対策も大変重要になってまいります。現在、社会問題となっている高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故対策のため、高齢者の方を対象とした、踏み間違いによる急発進を抑制するなどの後づけの安全運転支援装置設置に対する補助金制度を創設してまいります。  市民の憩いの場の整備では、矢作川西尾緑地、古川緑地を快適に利用していただくため、順次、トイレの整備を行うとともに潤いのある水辺空間を創出するため、みどり川コミュニティ道路の整備に着手してまいります。  環境対策では、ごみ減量化施策といたしまして、古紙類のうち雑紙の収集量増加に向けた施策や事業者向けの食品ロス削減の取り組みなど推進してまいります。また、多国籍化する市民のごみ出しマナー向上に努めてまいります。  クリーンセンターの運営につきましては、渋滞緩和のため、各地区のごみステーションや資源ステーションの利用を促すとともに、渋滞状況が確認できるライブカメラの設置により、搬入時間帯の分散対策を進めてまいります。岡崎、西尾、幸田の2市1町で協議を進めております広域ごみ処理施設の建設につきましては、関係市町と引き続き連携して令和12年度の供用開始を目指してまいります。一色町生田地区における新たな産業廃棄物処分場建設計画に対しましては、有識者研究会議により、本市のみならず、多方面にわたる悪影響が指摘されており、現在「産廃建設阻止!西尾市民会議」と連携した各種取り組みを展開しております。この活動を西尾市全域に拡大し、市民に対して正確な情報の提供を行うため、昨年、解説用動画を制作いたしましたので、多くの市民に周知してまいりたいと考えております。また、民意を反映させるため、産廃問題に特化した住民投票条例や先進自治体が取り組む各種の施策について、調査研究を進めてまいります。  私は、これまで一貫して市民の生活を第一に考え、反対の姿勢で臨んでまいりました。今後におきましても、市民や地場産業の安全・安心を守るため、揺るぎない思いで市民の皆さんとともにこの問題に取り組んでまいります。  第6の施策は、「市民と行政が共に考え、行動するまちづくり」についての取り組みです。  昨年、各事業部局で対応していた民間事業者からの提案・相談を一元的に受け付ける窓口として、官民連携ワンストップ対話窓口「Cラボ西尾」を創設しました。行政サービスの向上と行政のスリム化を実現していくため、民間活力の積極的活用を推進してまいります。  市民サービスの向上と効率的な行政運営を実現するスマート自治体化の取り組みとしては、西尾市公式LINEアカウントを活用した情報発信やLINE上での質問にAIが自動で応答するチャットボットシステムを市民に提供するとともに、スマートフォン上のアプリで市税等の支払いが可能となるキャッシュレス決済を導入してまいります。また、パソコンの処理の一部を自動化することができるRPA技術や手書き文字などをデジタルデータとして読む込むことができるAI-OCR技術を活用することにより、一層の事務効率化を図ってまいります。  広報にしおにつきましては、令和2年4月号から「伝える力」を高め、生き生きとした情報が「伝わる」広報を目指し、全面リニューアルいたします。発行回数を月2回から1回に変更し、これまで以上に親しみやすい広報となるようフルカラー化し、明るく見やすい紙面をつくってまいります。また、パソコンやスマートフォン等での閲覧に対応したデジタルブック化を行うとともに、多様な市民ニーズに対応した自動音声読み上げ機能や多言語翻訳などの機能も追加してまいります。  シティプロモーションでは、市民が日々の暮らしの中にある心ひかれる人や物、出来事に視点を向け、市民みずから撮影した写真等を情報発信することができるインスタグラム「にしおイズム」を通して地域と人をつなぎ、シビックプライドの醸成を図ってまいります。また、移住定住促進を図るため「にしおじかん」のウェブサイトやパンフレットを活用して本市の魅力を伝えることで、都市イメージと知名度を高め、若い世代を中心に住みたいと選ばれるまちを目指してまいります。  地方創生の取り組みでは、平成27年度に策定した西尾市人口ビジョン及び西尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略につきまして、国の第2次総合戦略や社会情勢、新たな視点であるSDGs、Society5.0などを踏まえて改訂してまいります。  令和元年度の市政運営のスローガンとして掲げた多様性を尊重する取り組みでは、LGBTへの差別や偏見の解消などを目的とした取り組みや男女共同参画の推進に引き続き努めていくとともに、外国籍住民に対する行政サービスを強化してまいります。生活に関するあらゆる相談を多言語で受け付ける一元的相談窓口を設置し、ポルトガル語及びベトナム語の相談員の配置に加え、翻訳機器及びテレビ電話通訳システムを導入してまいります。  また、ワクワク西尾創生コンテストにおいて、アイデア賞を受賞した「まーちゃLINEスタンプ」の販売事業を進め、西尾の抹茶の知名度の向上を目指してまいります。ワクワク西尾創生コンテストにつきましては、優秀提案の事業化を可能なものから順次進めていくとともに、制度内容を精査して令和2年度以降も引き続き開催し、若手職員の知恵や感性を積極的に反映してまいります。  行財政改革では、効果的・効率的な事務事業を目指し、改善・改革を行ってまいります。令和2年度は、引き続き第5次実行計画に掲げた24の具体的な取り組みを実施してまいります。とりわけ、公共料金等の一括支払い及び防犯灯の一斉LED化については、新たな取り組みとして進めてまいります。  補助金の見直しでは、令和2年度は第三者で組織する補助金等検討委員会からの意見等を踏まえ、廃止や見直しなどの検討を進めてまいります。中でも、市民活動の支援につきましては、これまでの市の補助金を見直し、クラウドファンディングを活用した新たな制度を創設してまいります。また、市民の市政に対する意見や要望等を聞き、まちづくりに生かすため、「女性議会」や「学生議会」、「若者と語るまちづくりトーク」や「出張・市長のどこでもトーク」を引き続き行ってまいります。  西尾市方式PFI事業については、見直し方針に基づき協議を進めておりましたが、話し合いが平行線のため中立公正な第三者を交えた民事調停を申し立て、話し合いを行っております。拙速にならないよう粘り強く見直しを進め、早期解決を目指しています。  また、きら市民交流センター(仮称)支所棟につきましては、令和2年度中において一刻も早い完成を目指してまいります。
     以上、令和2年度の市政運営に臨む私の考え方を申し上げました。ますます激しさが増す地域間競争に打ち勝つためには、市民、企業・団体、行政が連携して新たなまちの魅力や地域の価値を創造する「共創」の考え方が重要になります。令和元年度から開始した「出張・市長のどこでもトーク」では、多くの皆様からお申し込みをいただき、自分の住むまちをよくしたいという市民の熱を肌で感じることができました。  今後も、市民の立場に寄り添った懇談を積極的に展開していくことで、共創のまちづくりに向けた下地をつくっていくとともに、新たに創設する「交流共創部」や総合政策部内に設置した「Cラボ西尾」を核として、さまざまな個性や強みを持つ各主体の熱意や知恵を反映させ、チーム西尾市としてワンチームとなって市政運営に邁進してまいりますので、議員各位並びに17万市民の皆様にご理解とご協力を心よりお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。       〔市長 中村 健 降壇〕 11 ◯議長(稲垣一夫) 施政方針演説は終わりました。  この際、暫時休憩します。                             午前10時51分 休憩                             ─────────                             午前11時05分 再開 12 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第4 13 ◯議長(稲垣一夫) 日程第4 議案第2号 西尾市公契約条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 高原 浩 登壇〕 14 ◯総務部長(高原 浩) ただいま議題となりました議案第2号 西尾市公契約条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、公契約に係る基本方針を定め、市及び受注者等の責務を明らかにすることにより、公共事業及び公共サービスの品質の向上並びに公契約の適正な履行及び労働者の適正な労働条件の確保を図るため、新たに制定するものでございます。  本条例は、全15条及び附則からなっております。  それでは、条文のご説明を申し上げますので2ページをごらんください。  第1条は、本条例の目的を定めるものでございます。  第2条は、本条例における公契約を始めとして、用語の定義を定めるものでございます。  第3条は、公契約に係る事務の適正な履行を図るための基本方針を定めるものでございまして、1点目として、公契約の適正な履行及び公共事業等の良好な品質を確保すること、2点目として、公契約の経過及び内容の透明性を確保すること、3点目として、適正な競争を促進し、談合そのほかの不正行為の排除を徹底すること、4点目として、労働者の適正な労働条件の確保、その他の労働環境の整備を図ること、最後に5点目として、地域経済の発展及び健全な地域社会の実現に努めることとしております。  第4条は、本条例の目的を達成するため、公契約に係る必要な取り組みとして市の責務を定めるものでございます。  3ページをごらんください。  第5条は、受注者等の責務として、第3条に定める基本方針を踏まえ、公契約に係る市の取組に協力し、かつ公契約の適正な履行に努めることを定めるものでございます。  第6条は、市長等は、公契約の適正な履行、公共事業等の良好な品質及び労働者の適正な賃金の確保を図るため、適正な積算根拠に基づき、工事及び業務についての予定価格を算出することを定めるものでございます。また、受注者等が公共事業等の良好な品質確保や公契約の履行に当たり、適正な履行体制を確保することを求めております。  第7条は、市は、地域経済の健全な発展並びに地域における防災の体制維持及び向上を図るため、市内事業者の持続的発展が不可欠であることに鑑み、市内事業者の受注機会の確保に努めることを定めるものでございます。  第8条は、公契約のうち規則で定める契約、つまり特定公契約を締結した受注者に対し、賃金、労働時間、社会保険の加入状況、そのほかの労働条件が適正であることを確認するための書類として労働環境報告書を作成し、市長等に提出することを定めるものでございます。  なお、規則で定める公契約の範囲でございますが、予定価格が5,000万円以上の工事の請負契約、予定価格が1,000万円以上の市庁舎等の受付及び案内業務、一般廃棄物及び資源等収集運搬業務、給食調理等業務、火葬業務及び同じく予定価格が1,000万円以上の西尾市公の施設に係る指定管理者の指定手続等条例第8条の規定により締結する協定のうち、公募によるものであります。また、特定公契約の受注者の下請負者に対しても、労働環境報告書の提出を求めてまいります。  第9条は、受注者の労働者への周知方法及び周知の記載事項について定めるものでございます。  4ページをごらんください。  第10条は、受注者からの賃金の支払いについて、支払われるべき賃金が支払われていない場合または愛知県の地域別最低賃金を下回る場合に、労働者が市長等または受注者等に申し出ることができることを定めるものでございます。  第11条は、労働者から第10条の規定による申出があった場合、受注者等は誠実に対応するとともに、労働者に対する不利益な取扱いを禁止することを定めるものでございます。  第12条は、市長等が労働者から第10条の規定による申出を受け、その申出の事実を確認する必要があると認める場合または労働環境報告書の記載事項を確認する必要があると認める場合に、受注者に対し必要な報告や資料の提出を求め、または市の職員に受注者の事務所もしくは作業場に立ち入り、調査をさせることができることを定めるものでございます。  第13条は、第12条の規定による報告もしくは資料の提出または市の職員の立入調査の結果、受注者が条例の規定に違反していることを認める場合は、受注者に対し是正措置を講ずるよう指導することができることを定めるものでございます。  5ページをごらんください。  第14条は、地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者と締結する公の施設の管理に関する協定は、公契約とみなす規定を定めております。  第15条は、委任規定で、この条例に定めるもののほか、必要な事項は規則で定めるとするものでございます。  最後に、附則でございますが、本条例は令和2年4月1日から施行し、同日以後に公告等が行われる公契約について適用するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 高原 浩 降壇〕 15 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。牧野次郎議員。 16 ◯26番(牧野次郎) まず1点目として、この公契約条例の制定状況ですが、全国と県内での実際の制定状況はどのようになるか、お知らせをいただきたいと思います。 17 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 18 ◯総務部長(高原 浩) 平成30年12月時点での状況で申し上げます。全国では54の自治体、愛知県内では愛知県を初め7つの自治体で制定をされております。  なお、県内ではその後、本年2月に1自治体で施行、また本市を含め3自治体が本年4月の施行を目指している状況でございます。 19 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 20 ◯26番(牧野次郎) 各地で制定が進んでいるということであります。それぞれの条例の状況について、またお尋ねをしたいわけでありますが、西尾のように最低賃金法などの遵守を求める理念型という条例のタイプと、それから適正な賃金規制の機能を有するような賃金条項型、この区分の状況がどのようになっているかわかりますでしょうか。 21 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 22 ◯総務部長(高原 浩) まず、県内では本年4月に施行見込みの自治体を含めた11自治体のうち、いわゆる理念型条例が本市を含め9つの自治体、賃金条項型条例が2つの自治体でございます。また、全国では54の自治体のうち、理念型が32の自治体、賃金条項型が22の自治体という状況でございます。 23 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 24 ◯26番(牧野次郎) それでは、2点目の質問に移らさせていただきます。  今、話にありましたように、西尾市は理念型であるということで、それは最低賃金法などの遵守ということで、労働報酬の下限額が設定されない条例となっているわけでありますが、これは公契約条例で一番肝となるところが抜けているのではないかなというふうに言わざるを得ないが、その点はどうでしょうか。 25 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 26 ◯総務部長(高原 浩) 本市の入札参加資格名簿に登録のございます市内事業者のほとんどは中小事業者でございますので、最低賃金よりも金額を高く設定をいたします労働報酬下限額を定めることで、最低賃金の上昇とあわせさらなる負担となりまして、資金繰りに支障が生ずる可能性も考えられ、事業の継続に影響を及ぼすおそれが想定をされます。  また、公契約に従事した労働者と民間の契約業務等に従事した労働者とで、賃金に格差が発生してしまうことも懸念されます。これらのことを勘案いたしまして、本市では理念型を採用しております。 27 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 28 ◯26番(牧野次郎) 理念型にしたのは、市内業者等の負担がふえていってというお話だとか、格差が生まれるんだというお話が出ました。ほかの賃金条項型のところでは、そうしたことが発生しないように事業者団体も含め審議会を設けて、そういうことが発生しないように適正な賃金の水準を出していくというふうになっているわけです。西尾市はそういうことがなく、一方的に下限額を定めるような条項型ではないというわけでありますが、この条例提案までに事業者団体、あるいは労働者団体との意見調整も当然されてきたというふうに思うわけでありますが、労働報酬下限額の議論、あるいは賃金条項型にしていくための議論はどのようだったのか、お聞きをします。 29 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 30 ◯総務部長(高原 浩) 昨年の3月定例会における前田議員からのご質問で答弁させていただいておりますけれども、牧野議員もおっしゃるとおり、公契約条例の制定の一番の肝は労働報酬下限額、要するに最低賃金を上回る賃金の下限額を設定するかしないかであるということは、もちろん認識をしております。  したがいまして、条例案の作成に当たりましては、賃金条項型条例とするのか、理念型条例とするのかについて、労働者団体と事業者団体双方のご意見を伺いながら進めてまいりました。その議論の中では、当然ながら労働者団体からは、賃金の改善が期待ができる賃金条項型を希望され、一方、事業者団体からは、さらなる経費の増加が懸念されますので、理念型を希望されておりました。相反するお立場でございますので、厳しい、難しいご判断であったであろうと思いますけれども、労働者の方々の労働環境の状況を市で確認をさせていただく労働環境報告書を事業者側から提出をいただくというところで、何とか両者のご理解を得られたというところでございます。  以上です。 31 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 32 ◯26番(牧野次郎) 公契約条例の目的というのは、一番は官製ワーキングプアを生み出さない、これが主眼だというふうに思います。今、愛知県では最低賃金が926円、全国加重平均では823円ということで、これは1日8時間、週40時間フルタイムで働いても年収が200万円にもならないということで、文字どおりワーキングプアの水準で、この水準をただして国際的にも日本の最低賃金は低いわけですが、これを普通に働けば暮らせるような引き上げをねらっていくということが一番の主眼だったというふうに思うわけですが、その点については、各団体との調整の中で市の意向というものは伝えられているのかどうか。 33 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 34 ◯総務部長(高原 浩) まずは、相反するお立場ということを先ほど申し上げましたけれども、それぞれのご意見を伺うというところでお話をさせていただいておりますが、そういった違う立場のお話を調整するというところで、どちらか一方の主張を通すというわけにもまいりませんので、最終的に調整をさせていただいた結果、理念型で調整ができたということでございます。 35 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 36 ◯26番(牧野次郎) 結局、事業者団体の方を優先したということでありますが、3点目としてお尋ねをします。  次に、契約が今されて進んでおります第1次公共施設再配置のPFI事業ですが、これについては、同時にこれからまた起こり得るPFI事業の新たな契約についても、当条例が適用されていくものなのかどうか、その点についてお聞きをします。 37 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 38 ◯総務部長(高原 浩) まず1点目のご質問でありますが、PFI事業にかかわらず、この条例の施行前に契約を締結した案件については、本条例の対象とはならないということであります。  それと、今後のPFI事業というお話でありましたけれども、第2条にありますとおり、基本的に市が契約を締結するものは全て公契約でございますけれども、第8条第1項に規定をいたします労働環境報告書の提出を求めていく特定公契約には、PFI事業契約は含めておりませんので、今後におきましても適用する予定はしておりません。  以上です。 39 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 40 ◯26番(牧野次郎) 第1次の公共施設再配置のPFI事業ですが、こちらはこれからきらのアリーナ棟の建設だとか各施設の改修や解体等も、これからまだあるわけであります。こうした建設事業と包括マネジメントの08事業も、これから20年以上に及ぶものや、あるいは一色3館の指定管理でありますが、これもまだ11年以上契約されているんですね。こうしたところにPFI事業が見直しをされたとしても、西尾市の大きなプロジェクトで進んでいる、ここに今は附則でこういうふうになっているんだということを説明されましたけれども、私は公共施設再配置のPFI事業には適用していくべきではないのかなと、これから長期の契約ですから大変及ぼす影響は大きいわけです。そうしたところに公契約条例を適用していくという考えは、そもそもなかったのかどうか。 41 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 42 ◯総務部長(高原 浩) 牧野議員も今おっしゃいましたけれども、先ほど提案説明で申し上げましたとおり、本条例は令和2年4月1日から施行いたします。それで、同日以降に公告等が行われます公契約について適用をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 43 ◯議長(稲垣一夫) 牧野次郎議員。 44 ◯26番(牧野次郎) 事後のPFI事業でも、結局出ないということですよね。だからこれから、例えば第2次の公共施設再配置がPFI事業になった場合にも、これもPFI事業であれば公契約条例の対象にはならないということでありますけど、なるんですか。私はならないのかなというふうに聞いたんですが、なるんですか。 45 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 46 ◯総務部長(高原 浩) PFI事業契約は、市で詳細な仕様を定めて予定価格を積算して、契約を発注いたします工事請負契約だとか、業務委託契約とは性格が異なるという判断から、現時点においては第8条第1項の、先ほど申し上げた特定公契約からは除外をしているということでございます。 47 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第2号については、企画総務委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第5 48 ◯議長(稲垣一夫) 日程第5 議案第3号 西尾市附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総合政策部長。       〔総合政策部長 近藤芳英 登壇〕 49 ◯総合政策部長(近藤芳英) ただいま議題となりました議案第3号 西尾市附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書7ページをごらんください。  本案は、本市において一定の要件を備えた協議会を、地方自治法第138条の4第3項及び第202条の3第1項に規定する附属機関として位置づけたいとするものでございます。  改正内容のご説明を申し上げます。8ページをごらんください。  西尾市多文化共生協議会につきましては、来年度から新設される協議会であるため、追加するものでございます。  西尾市史編さん委員会につきましては、執行機関を教育委員会から市長へ、西尾市指定管理者選考委員会は、市長から市長または教育委員会にともに変更するものでございます。  附則第2項につきましては、西尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表に多文化共生協議会委員を加えるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総合政策部長 近藤芳英 降壇〕 50 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第3号については、企画総務委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第6 52 ◯議長(稲垣一夫) 日程第6 議案第4号 西尾市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。市民部長。
          〔市民部長 山崎隆文 登壇〕 53 ◯市民部長(山崎隆文) ただいま議題となりました議案第4号 西尾市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書9ページをごらんください。  本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律(令和元年法律第37号)の施行により、印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、当該条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容でございますが、印鑑登録をする者の資格として、これまで成年被後見人は登録ができないこととなっておりますが、今回の改正により、法定代理人であります成年後見人が成年被後見人本人と同行し、本人の意思が確認できた場合、登録ができるよう改正するものでございます。  それでは、条例改正の内容につきましてご説明申し上げますので、10ページをごらんください。  第2条、登録資格におきまして、成年被後見人を意思能力を有しない者に改正するものでございます。  次に附則でございますが、この条例は令和2年4月1日より施行したいとするものでございます。  以上、議案第4号の提案理由とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民部長 山崎隆文 降壇〕 54 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 55 ◯13番(前田 修) 1点、お聞きしたいと思います。  被後見人の権利保護に必要な措置だと思います。補佐人と一緒に来たら印鑑登録も受けることができると、当然の措置だと思いますが、この条例改正が成年被後見人を意思能力を有しない者に改めるということになると、意思能力を有しない者というのは成年被後見人だけのことを指しているのか。よく裁判でも精神鑑定がどうこうとか、高齢者の痴呆がどうとか言って責任能力が問われたりしますけれども、ここで言う意思能力を有しない者は印鑑登録は受けられないということは、成年被後見人より拡大した解釈をされることになるのかなとも気になるところですが、その点はどのようなんでしょうか。 56 ◯議長(稲垣一夫) 市民部長。 57 ◯市民部長(山崎隆文) 今、議員おっしゃられたとおり、意思能力を有しない方というのは、成年被後見人のことを指します。先ほど説明申し上げたように、成年被後見人であっても、成年後見人と同行すれば意思能力を有する方と、ここの違いで法律が言及されているわけでございます。今、ご心配いただいた点に関しましては、家庭裁判所の方から成年後見人の認定がされますと、市町村の住民基本台帳の方に連絡が来まして、私どもでそれを入力をいたしますので、このような該当の方がいらっしゃった場合には、住民基本台帳で確認をして事務を処理するという形になりますので、ご心配はないというふうに考えております。 58 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 59 ◯13番(前田 修) そういうことかと思いますが、意思能力を有しない者という文言が、成年被後見人でかつ補佐人も同行しない人というふうにどこで定義されてくるのか。ややもすれば、意思能力を有するのかしないのか市民課が判断するようなことはないわけで、意思能力を有しない者というのは成年被後見人のことであって、しかも補佐人が同行しない者だというのは、どこにきちんと明記されているんでしょうか。 60 ◯議長(稲垣一夫) 市民部長。 61 ◯市民部長(山崎隆文) もともと国の方が制定したものでございますので、そういった定義は私ども県から来た通知を見てもございません。今、ご留意をされている点に関しましては、私どもの方が成年被後見人がこの方であるということを、先ほど申し上げました住民基本台帳で、この人だけという確認ができるところで処理をするということで問題はないと考えております。 62 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第4号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第7 63 ◯議長(稲垣一夫) 日程第7 議案第5号 西尾市職員の給与に関する条例及び西尾市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。市民病院事務部次長。       〔市民病院事務部次長 西尾隆治 登壇〕 64 ◯市民病院事務部次長(西尾隆治) ただいま議題となりました議案第5号 西尾市職員の給与に関する条例及び西尾市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書11ページをごらんください。  本案は、医師の給料体系の見直しのため、所要の改正をお願いするものでございます。  現在、研修医は非正規職員として勤務しておりますが、平成29年、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が公布され、臨時・非常勤職員の適正な任用・勤務条件の確保が求められました。  そこで、令和2年4月1日から研修医の身分を正規職員とし、これに伴い医師に適用される給料表について見直しを行うものでございます。  それでは、改正内容をご説明申し上げますので、議案書12ページをごらんください。  第1条は、西尾市職員の給与に関する条例の別表第2医療職給料表(一)の改正でありまして、現行の給料表の1級1号給の前に、研修医に適用する8号給分を追加し、現行の1号給以降を8号給分繰り下げるものでございます。  第2条は、西尾市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の別表第2医療職給料表(一)の改正でありまして、改正内容は前条と同様でございます。  次に附則でございますが、第1項は、施行期日を定めるもので、この条例は令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  第2項は、号給の切りかえについて定めるもので、令和2年4月1日の前日において、西尾市職員の給与に関する条例別表第2医療職給料表(一)の適用を受けている職員の切替日における号給について定めるものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民病院事務部次長 西尾隆治 降壇〕 65 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第5号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第8 67 ◯議長(稲垣一夫) 日程第8 議案第6号 西尾市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。総合政策部長。       〔総合政策部長 近藤芳英 登壇〕 68 ◯総合政策部長(近藤芳英) ただいま議題となりました議案第6号 西尾市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書17ページをごらんください。  本案は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、フルタイム会計年度任用職員の補償基礎額について、条例の規定を整備するものでございます。  改正内容のご説明を申し上げます。議案書18ページをごらんください。  第5条の改正は、給料が支給される職員の補償基礎額に関する規定を追加するもので、フルタイム会計年度任用職員についてはパートタイム会計年度任用職員とは異なり、報酬ではなく給料が支給されることとなるため、規定の整備をするものでございます。  なお、補償基礎額については、常勤職員と同様に地方公務員災害補償法に規定する平均給与額の例により定める額とするものでございます。  次に附則でございますが、附則第1項は、施行期日を定めるもので、この条例は令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  附則第2項は、経過措置を定めるもので、改正後の第5条第5項の規定は、この条例の施行の日以後に発生した事故に起因する公務上の災害または通勤による災害に係る補償について適用することとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総合政策部長 近藤芳英 降壇〕 69 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第6号については、企画総務委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第9 71 ◯議長(稲垣一夫) 日程第9 議案第7号 西尾市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。建設部長。       〔建設部長 岸本正二 登壇〕 72 ◯建設部長(岸本正二) ただいま議題となりました議案第7号 西尾市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書19ページをごらんください。  本案は、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部を改正する省令等が施行されたことに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正の内容についてご説明を申し上げますので、議案書20ページをごらんください。  建築物エネルギー消費性能基準適合認定申請手数料において、新たな簡易評価方法が追加されたことに伴い、新しい条項に変更するものでございます。  また、別表第3につきましては、共同住宅等の共用部分について、これまで共用部分がある場合に手数料が必要としていたものを、共用部分の計算をした場合に限り、手数料が必要となるよう変更するものでございます。  なお、手数料の額に変更はございません。  最後に附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔建設部長 岸本正二 降壇〕 73 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第7号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第10 75 ◯議長(稲垣一夫) 日程第10 議案第8号 西尾市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。建設部長。       〔建設部長 岸本正二 登壇〕 76 ◯建設部長(岸本正二) ただいま議題となりました議案第8号 西尾市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書21ページをごらんください。  本案は、漁港漁場整備法に基づき定められております模範漁港管理規程例の一部が改正されたことに伴い、漁港施設の占用期間を延長するものでございます。  それでは、改正の内容についてご説明を申し上げますので、議案書22ページをごらんください。  条文第11条第3項中の占用の期間は1月、工作物の設置を目的とする占用にあっては3年となっておりますが、これを10年に改めるものでございます。  最後に附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔建設部長 岸本正二 降壇〕 77 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第8号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第11 79 ◯議長(稲垣一夫) 日程第11 議案第9号 西尾市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。子ども部長。       〔子ども部長 山口留美子 登壇〕 80 ◯子ども部長(山口留美子) ただいま議題となりました議案第9号 西尾市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書23ページをごらんください。  本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令等が施行されたことに伴い、条例の改正をお願いしたいとするものでございます。  それでは、改正内容のご説明を申し上げますので、議案書24ページをごらんください。  第6条の改正は、本基準において、家庭的保育事業等の保育の提供の終了後も必要な教育・保育が継続的に提供されるよう、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設の確保が定められておりますが、連携施設の確保が著しく困難であると市長が認めるときは、連携施設の確保を不要とすることとし、この場合において家庭的保育事業者等は、利用定員が20人以上である企業主導型保育事業に係る施設または地方自治体が運営費支援等を行っている認可外保育施設で、市長が適当と認めるものを卒園後の受け皿の提供に係る連携協力を行うものとして、適切に確保しなければならないとするものでございます。  第16条の改正は、家庭的保育事業等における食事の提供については、原則として家庭的保育事業所等内で調理する方法によるとされていますが、附則において、平成27年4月1日から5年間の適応を猶予する経過措置が設けられており、この経過措置について、家庭的保育者の居宅以外の場所で保育を提供する事業については、経過措置期間を延長するもので、附則第3項の改正につきましても、第16条の改正と同様とするものでございます。  第23条の改正は、成年被後見人等に係る欠格条項、その他の権利の制限に係る措置の適正化によるものでございます。  第45条の改正は、満3歳以上の児童を受け入れている保育所型事業所内保育事業所について、市長が適当と認めるものについては、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設の確保を不要とするものでございます。  附則第4項の改正は、経過措置の期間を、さらに5年間延長するものでございます。
     最後に、改正附則でございますが、本案は公布の日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔子ども部長 山口留美子 降壇〕 81 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 82 ◯13番(前田 修) 1点だけ、お伺いをしたいと思います。  6条4項、5項の関係ですけれども、これは提案理由であったように省令が施行されての改正ということですから、恐らく全国的な問題に対応するためにやられているというふうに思います。この家庭的保育事業所が卒園後の受け皿の提供に係る連携ですから、3歳未満まで保育でみて、3歳以上になると知りませんよでは困りますよということですね。そういうことで、全国的には問題になって今回の改正がされるということなんですが、西尾市においては、現在そういった連携施設をとるのがなかなか困難だというような訴えを聞いてみえるのか、問題になりそうな事例があるのかどうかだけお聞きをしたいと思います。 83 ◯議長(稲垣一夫) 子ども部長。 84 ◯子ども部長(山口留美子) 先ほど議員が言われたとおり、全国的に連携施設の要件を全て満たした事業所は46%と、約半数は連携施設を確保できていない状況を踏まえ、今回の改正となりました。西尾市においては、家庭的保育事業等という実施自体は今のところございません。家庭的保育事業等というのは、当該地域に保育需要が充足されていない場合の事業でして、西尾市では現在そういう状況はございませんので、よろしくお願いいたします。 85 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第9号については、文教委員会に付託します。  この際、暫時休憩します。                             午前11時53分 休憩                             ─────────                             午後1時00分 再開       (犬飼勝博議員 退席) 86 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────── 日程第12 87 ◯議長(稲垣一夫) 日程第12 議案第10号 西尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。子ども部長。       〔子ども部長 山口留美子 登壇〕 88 ◯子ども部長(山口留美子) ただいま議題となりました議案第10号 西尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書27ページごらんください。  本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令(令和元年厚生労働省令第61号)が公布されたことに伴い、条例改正の必要が生じたため、西尾市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したいとするものでございます。  改正内容についてご説明いたしますので、28ページをごらんください。  本改正は、児童クラブの従事者の資格と員数について、今まで「従うべき基準」として規定されていたものが、「参酌すべき基準」とされ、地域の実情に応じて条例で定めることができるようになり、本条例第10条第3項中「修了したもの」の次に「又は速やかに修了することを予定しているもの(第1号、第2号又は第4号のいずれかに該当するものに限る。)」を加えたいとするもので、放課後児童支援員になることができる者について、都道府県・指定都市の研修を修了した者のほか、第1号保育士、第2号社会福祉士、第4号教諭については、研修を修了していなくても速やかに修了することを条件に、当初から放課後児童支援員とみなすこととするものです。  次に附則でございますが、令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔子ども部長 山口留美子 降壇〕 89 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 90 ◯13番(前田 修) 1点、お聞きをしたいと思いますけれども、研修を修了した者から修了することを予定している者という改正ですから、今回の一部改正は支援員の対象が幾らか拡充をするというふうに考えられるのかなと思いますけれども、この対象の拡充をどれほど見込めるかお聞きをしたいと思います。 91 ◯議長(稲垣一夫) 子ども部長。 92 ◯子ども部長(山口留美子) 改正することによりまして、民間を含め保育士等は研修の修了を待たずに放課後児童支援員として従事することとなりますので、支援員の確保、また安定した児童クラブの運営につながるものと考えておりますが、公営の児童クラブで7人、民間の児童クラブで1名、合計8名が今回の条例改正で放課後児童支援員とみなすことになります。また、有資格者としての給与支給となりますので、募集も有利になると考えております。 93 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第10号については、文教委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第13・14 94 ◯議長(稲垣一夫) 日程第13 議案第11号 西尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第14 議案第12号 西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 95 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第11号 西尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第12号 西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2案につきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。議案書29ページをごらんください。  本案は、公共下水道使用料及び農業集落家庭排水処理施設使用料の改定をいたしたく、条例の一部を改正するものでございます。  改正内容についてご説明申し上げます。30ページをごらんください。  西尾市下水道条例の改正は、第16条に定める使用料を算定するための別表について、第1条において、一般用、公衆浴場用ともに基本額を1使用月当たり450円から500円に改め、また排出量に応じた従量額については、一般用の10立方メートルまでを25円から30円に、10立方メートルを超え20立方メートルまでを75円から90円に、20立方メートルを超え40立方メートルまでを105円から125円に、40立方メートルを超え90立方メートルまでを140円から165円に、90立方メートルを超え500立方メートルまでを160円から190円に、500立方メートルを超えるものを190円から225円にそれぞれ改め、公衆浴場用については、一律1立方メートル当たり70円から85円に改めるものでございます。  また、第2条では、基本額を1使用月当たり500円から700円とするものでございます。  次に、32ページをごらんください。  西尾市農業集落家庭排水処理施設の設置及び管理に関する条例の改正も同様でございますが、第14条に定める使用料を算定するための別表第2について、第1条において、公共下水道の使用料体系に合わせるため、新たに従量額一般用の500立方メートルを超えるものと公衆浴場用を設け、第2条では、基本額を1使用月当たり500円から700円に、従量額10立方メートルまでの単価を35円から30円にそれぞれ改めるものでございます。  次に附則でございますが、2つの条例とも同様の規定でございまして、第1項は施行期日を定めるもので、第1条の規定は令和2年10月1日から、第2条の規定は令和4年4月1日から施行したいとするものでございます。  第2項は、使用料改定に伴う改正の施行後の経過措置について定めるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 96 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 97 ◯13番(前田 修) 3点ありますので、1点ずつでお願いします。  最初に、今回の条例改正は、令和4年4月の引き上げも今回定めることにしておりますけれども、この額というのは西三河の現在の使用料で最高額になると伺っておりますけれども、あわせて愛知県下も含めてどのような水準になるか、お聞きしたいと思います。 98 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 99 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 一般家庭使用料1月当たり20立方メートルまでの使用料を例にしますと、令和4年4月の改正により税抜きで1,900円となり、西三河では一番高い使用料となります。  なお、愛知県下では18番目となります。 100 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 101 ◯13番(前田 修) 2点目ですけれども、令和4年の4月までに2段階の引き上げを今回定めてしまうという理由は何なのか、お聞きをしたいと思います。  それから、部会で報告されておりました使用料収入の伸びが、年度ごとに幾らか伸びているようですけれども、これは繰入金の削減効果の表というところに示されておりましたが、この伸びの根拠はどういうことかお聞きしたいと思います。 102 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 103 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 下水道事業の経営状況から、経費回収率100%となる使用料平均単価を1立方メートル当たり150円と目指すものの、市民生活への影響を考慮し、一旦1立方メートル当たり125円としたいとするものでございますが、平成4年の供用開始以来、消費税増税分を除き初めの使用料改定となることから、段階的な料金改定とするため2段階とさせていただきました。  次に、使用料収入の伸びについては、下水道新規整備による処理人口の増加による使用料収入の増を見込んでおります。 104 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 105 ◯13番(前田 修) 何パーセントの伸びを見込んでいるのか、お聞きをしたいと思います。あわせて、令和4年での料金体系の回収率は、今回の引き上げによって回収率100%ですか。審議会では100%と言ってたけれども、今回の改定で回収率が100%になるのか、何パーセントになるのかお聞きをしたいと思います。 106 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 107 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 使用料収入の伸びですけれども、処理人口の増加の資料が手元にないのでご了承願いたいと思います。  それと、経費回収率でございますけれども、令和4年4月のときには77%を見込んでおります。 108 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 109 ◯13番(前田 修) 2年後までの引き上げを今回定めてしまうけれども、この2年間をどういう努力をしようとしているのかが問われると思います。引き上げ内容に加入者をふやすこと、これが私は一番だと思います。それが使用料収入の伸びだと1%ぐらいですか、ざっと計算すると。果たして、その程度の加入者をふやすことぐらいしか努力をしないのかということですけれども、努力をして、できることなら令和4年の4月に引き上げることをしなくて済むなら、それが一番いいわけですが、既に引き上げることだけは決めて、それまでできることはやりますよ程度で、果たしてそういう引き上げの仕方がいいのかどうか、そういうことではないのかなというふうに思っております。  これからも、料金収入を引き上げるためにどの程度の加入者をふやそうとしているのか、そういった伸びはどの程度見込んでいるんですか。 110 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 111 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 1点、先ほどのご答弁で、経費回収率を令和4年4月で77%と申し上げましたが、申しわけありません。81%と訂正させていただきます。  次に、努力ということでございますけれども、前田議員おっしゃるとおり加入者、接続者をふやすことが当然重要になってきますので、これについては最近、年間4,000件ほど戸別に訪問して、そのうち約4割程度の方に申し込みいただいているという状況もございますので、引き続きこの努力を続けていくということでございます。 112 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 113 ◯13番(前田 修) 3点目ですけれども、さきの議会で私が値上げに対して指摘した大きく2つの点は、下水道料金の引き上げは、経費回収率を引き上げるためだということですけれども、その経費に含まれる資本費のうち、国の補助金を除いた分を加入者のみで負担をさせること、ここに問題があるということを言わせていただきました。  2つ目は、加入者をふやすことで料金引き上げを抑制すべきなのに、農業用集落排水は稼働率が低いのに新規加入を中止していること、こういう点を指摘しましたけれども、この点はどのように考えていますか。 114 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 115 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 下水道料金の引き上げは、国が示す最低限の経営努力として、経費回収率100%の1立方メートル当たり150円を目指すものでございます。汚水処理費は、平成28年度実績でございますけれども、1立方メートル当たり235円かかっております。受益者に負担していただこうとしている150円には、内訳としまして維持管理費が57円、過去に借り入れを行った資本費が93円で、汚水処理費235円と150円の差、85円については国が認めた基準内繰入金として、資本費を一般会計から補てんさせていただいております。資本費だけを見ますと、178円のうち93円は受益者の方の使用料、ほぼ同額の85円が一般会計からということでございまして、全てが使用者に資本費を負担していただくというものではございません。  次に、農業集落排水の件ですけれども、現在、新規接続を中止している処理場は、事業で計画された人口を超えている処理場でありますが、市で把握している接続人口は接続申し込み時点での人口であり、実際の定住人口と差があると思われますので、現在、定住人口を調査して、受付再開に向けて調査をして検討している最中でございます。 116 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 117 ◯13番(前田 修) 農業集落排水の方は、現在点検していただいているということで了解したいと思いますけれども、下水道事業の供用開始区域の水洗化率は84%で、資本費などは16%の加入していない人の分も負担をして今度の値上げになるわけですけれども、100%ではない81%だから、回収率は81%にしてますよとおっしゃってみえるけれども、要は加入していない人の分も加入者が負担する、こういう部分を言ってるわけであって、むしろこういったところは一般会計でみるべきではないかなと思うんです。  もう1つは、資本費も回収すると言うけれども、この資本費というのがもともと過大投資だと言われていて、本来、予定していた多くの人口の下水道管は、現在ならもっと細くて済むわけですよ、簡単に言うならば。その過大投資の下水管の埋設費を、今の加入者で負担しようというわけですから、これもなかなか理解し難いのではないかなと、こういった過大投資分もきちんと、そこのところは利用者負担ではなくて一般会計でみるべきだというふうに思うんですが、その点はどのように思いますか。 118 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 119 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 資本費につきましては、概算ではございますけれども、建設時に国の補助金が2分の1、先ほど申しましたとおり市の負担が残りの2分の1の半分で4分の1、残りの4分の1を使用者の方、受益者の方にご負担いただくということでございますけれども、これについては起債を借りて時期的な平準化を図った上で、その起債の償還について使用料を充てていきますので、使用者のみにご負担いただくということではないというふうに考えております。また、資本費が過大ではないかということですけれども、その時々の基準、決まりに沿った形で適正に整備してきたというふうに考えております。 120 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 121 ◯13番(前田 修) その時々の基準で下水道工事はされてきたと思うけれども、その時々の判断が今と照らし合わせると過大投資になってしまったと。今、下水道事業の見直しをして、これからは入れませんよと、新しい面整備はしませんよという見直しがされたんですから、そこまでは過大投資してしまったんですよ。現在の加入者にしてみれば。その過大投資、過大投資という言い方がいいかどうか知りませんが、当時は基準に沿ってやられたんでしょうけれども、結果的に過大投資になってしまったその額というのは、どれほどになるんでしょうか。 122 ◯議長(稲垣一夫) 上下水道部長。 123 ◯上下水道部長(榊原伸尚) 前田議員おっしゃる過大投資という分の費用的なものは、まずもって過大投資とはうちの方は考えておりませんので、金額等根拠は持っておりませんけれども、ただそれが地震に関しても同様に、大きな震災があると基準が変わってきて、その都度、それに対応する地震対策は今現在も進めておりますけれども、そういうものも必要になってきますので、資本費については、減価償却が終わるまで基本的には使用するものですけれども、投資という面ではずっと続いていくというふうに考えておりますので、現役世代の使用者の方のみに資本費を負担いただくということはないと考えております。 124 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第11号及び議案第12号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第15 125 ◯議長(稲垣一夫) 日程第15 議案第13号 西尾市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。建設部長。       〔建設部長 岸本正二 登壇〕 126 ◯建設部長(岸本正二) ただいま議題となりました議案第13号 西尾市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書35ページをごらんください。  本案は、民法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正の内容についてご説明申し上げますので、議案書36ページをごらんください。  西尾市市営住宅の設置及び管理に関する条例において、市営住宅入居時の連帯保証人を2名から1名に変更することに伴い、第11条第1項第1号及び第3項中の「連署」を「署名」に改めるものでございます。  また、入居契約時に利率の合意がない場合などにおいて、改正された民法で定められた法定利率の変動に適応するため、第41条第3項中の「年5分の割合」を「法定利率」に改めるものでございます。  最後に附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔建設部長 岸本正二 降壇〕
    127 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 128 ◯13番(前田 修) 2点あります。1点目に、保証人の条件について1人とされるけれども、これまでは2人で1人は市内とか、1人は親族ということがありましたが、1人にするということではどういうふうな証人の条件にされる考えですか。 129 ◯議長(稲垣一夫) 建設部長。 130 ◯建設部長(岸本正二) 保証人の条件でございますが、これまで2名を必要としていた場合においては、2名ともに独立の生計、同程度以上の収入とし、うち1名の方につきましては市内在住の知人または市外在住の場合は親族としておりました。改正後は2名を1名に変更いたしますが、同一の条件はつけることとしております。  なお、個別に市長がやむを得ないと認める場合のただし書きは、そのままといたします。 131 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 132 ◯13番(前田 修) やむを得ない場合には、保証人がないということもあるわけですね。今の加入者の中に、どうしても保証人がつくれませんというと、市長が認める場合もあるわけですね。伺いたいのは、多くは保証人があると思いますが、それでも毎年、毎年相当の滞納もあり、欠損もあり、保証人があってもだめではないかというような意見もあるぐらいですが、この間、滞納者の保証人に差し押さえなどの例がありますか。 133 ◯議長(稲垣一夫) 建設部長。 134 ◯建設部長(岸本正二) 現在、私の知る中では、その辺の滞納がある人の関係というのは確認できておりません。 135 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 136 ◯13番(前田 修) 2点目に伺いますが、結局、保証人がいてもなかなか追跡でいただくというのは難しいということも背景にあって、各地で保証人なしにしていこうという動きもあるわけです。  もう一方で、保証人を減らす改正というのは各地で行われているけれども、保証人をこの際なくそうという自治体もふえているわけです。県下の状況や西三河の状況はどのようですか。 137 ◯議長(稲垣一夫) 建設部長。 138 ◯建設部長(岸本正二) 保証人を減らす改正については、県内全体の把握はしておりませんが、西三河の半数以上の自治体で条例改正を行うことは承知をしております。また、保証人を不要とする改正の予定がある自治体でございますが、現状ではまだ少数であると聞いております。 139 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 140 ◯13番(前田 修) 今、岡崎、刈谷あたりは保証人なしでやると言ってみえます。既に岡崎はやっているのかな、そういう状況だというふうに思います。愛知県も保証人を必要としていませんから、県営住宅も保証人なしだということだと思います。いずれも、今回の国土交通省の公営住宅管理標準条例が改正をされて、そこで保証人に関する規定が削除されたからなんですね。保証人に関する規定が削除されたんです。それで、その通知の中ではこういうふうに言ってみえます。「保証人の確保を求める場合であっても、住宅に困窮する低所得者が公営住宅へ入居できないといった事態が生じないように、入居を希望する者の努力にもかかわらず保証人が見つからない場合には、保証人の免除に特段の配慮を行ってください」と言ってるわけです。こういう国の通知に沿って岡崎も刈谷も廃止するし、愛知県もやめているし、保証人ができないから住宅に入れないということは、もうやめましょうと言ってるわけです。ですから、そういう点では西尾市も、西尾市も住宅申し込みに来て、保証人が要るのかと、知人はいるけれども頼めないなと、親戚から、親に叱られて出て来たけれども、今さら頼めるかという人もあるわけです。保証人ができないから入居できないということのないように、こういう通知があるのにどうして1人保証人を必要とするんですか。 141 ◯議長(稲垣一夫) 建設部長。 142 ◯建設部長(岸本正二) 保証人を不要とした場合は、本人のみの契約となるため担保性が非常に弱くなり、場合によっては法的措置をとらざるを得なくなることが多くなると考えられます。  したがいまして、現在のところ、保証人を不要とすることは考えておりませんが、今後におきましては近隣自治体の対応などを注視してまいりたいと思っております。 143 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 144 ◯13番(前田 修) 国土交通省は、本当に困っていたら保証人はなくてもいいようにしてくださいと言ってるんです。公営住宅に入れないようなことをしてほしくないと、公営住宅に入れなかったら民間のアパートですが、もっと高くなるので、だからみんな公営住宅に来るんです。せめて、そういうところには入れるようにという通知なんですね。今、部長おっしゃられたように、保証人が必要だというのは絶対的なものとは考えてみえないようで、近隣市の動向を見てと言われるけれども、今、こうやって決めようとしているんだから、すぐにはゼロにはならないけれども、ぜひ近隣市の動向も見て、市も保証人の規定は削除してほしいというふうに思っていますが、国が通知しているように、住宅に困窮する低所得者が公営住宅へ入居できないということがないようにということは、どうしても保証人ができませんがという相談があったら、住宅課はどういうふうに対応されるんですか。いろいろ聞いて、そうですね難しいですね、それならいいですよと、そういうふうにしていただけるのかどうか、その点、最後にお聞きしたいと思います。 145 ◯議長(稲垣一夫) 建設部長。 146 ◯建設部長(岸本正二) 今後についてでございますが、そのような相談を受けた場合には、うちの建築課の方で聞き取りをしまして、今後の方針について検討してまいりたいと考えております。 147 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第13号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第16 148 ◯議長(稲垣一夫) 日程第16 議案第14号 西尾市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。市民病院事務部長。       〔市民病院事務部長 尾崎健治 登壇〕 149 ◯市民病院事務部長(尾崎健治) ただいま議題となりました議案第14号 西尾市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書37ページをごらんください。  本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容のご説明を申し上げますので38ページをごらんください。  第8条中「第243条の2第4項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものでございます。これは、条例が引用しております地方自治法に条ずれが生じたことによる改正であり、現行の運用に変更はございません。  次に附則でございますが、この条例を令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民病院事務部長 尾崎健治 降壇〕 150 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第14号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第17 152 ◯議長(稲垣一夫) 日程第17 議案第15号 西尾市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 153 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第15号 西尾市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書39ページをごらんください。  本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容のご説明を申し上げますので40ページをごらんください。  第5条第1項中「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものでございます。これは、条例が引用しております地方自治法に条ずれが生じたことによる改正であり、現行の運用に変更はございません。  次に附則でございますが、この条例を令和2年4月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 154 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 155 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第15号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第18 156 ◯議長(稲垣一夫) 日程第18 議案第16号 西尾市渡船事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。市民部長。       〔市民部長 山崎隆文 登壇〕 157 ◯市民部長(山崎隆文) ただいま議題となりました議案第16号 西尾市渡船事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。議案書41ページをごらんください。  本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、当該条例の一部を改正したいとするものでございます。  それでは、改正内容をご説明申し上げますので42ページをごらんください。  第5条第1項中「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものでございます。これは、条例が引用しております地方自治法に条ずれが生じたことによる改正であり、現行の運用に変更はございません。  次に附則でございますが、この条例を令和2年4月1日から施行したいとするものです。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民部長 山崎隆文 降壇〕 158 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 159 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第16号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第19 160 ◯議長(稲垣一夫) 日程第19 議案第17号 西尾市都市公園内体育施設の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。提案理由の説明を求めます。教育部次長。       〔教育部次長 内藤貴久 登壇〕 161 ◯教育部次長(内藤貴久) ただいま議題となりました議案第17号 西尾市都市公園内体育施設の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書43ページをごらんください。  本案は、耐震性の低いコミュニティ公園体育館を令和2年7月1日より使用中止とするため、関係条例の一部を改正したいとするものでございます。また、体育館の使用中止に伴い、東側に隣接しております研修室につきましても、体育施設としての使用は中止となります。  それでは、改正内容をご説明申し上げますので44ページをごらんください。  第11条第1項に規定してあります別表第4には、コミュニティ公園体育館使用料の表がございますが、施設の使用中止に伴い別表第4の表を全て削るものであります。別表第4を削ることにより別表第5を繰り上げ、別表第4に変更を行うものであります。  最後に附則でございますが、令和2年7月1日から施行したいとするものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔教育部次長 内藤貴久 降壇〕 162 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第17号については、文教委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第20 164 ◯議長(稲垣一夫) 日程第20 議案第18号 令和元年度西尾市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。総務部長。       〔総務部長 高原 浩 登壇〕 165 ◯総務部長(高原 浩) ただいま議題となりました議案第18号 令和元年度西尾市一般会計補正予算(第7号)について、提案理由をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、事業費の確定見込みに伴う歳入歳出の過不足調整に加え、学校給食センター建設事業など、国の補正予算による補助採択が見込まれる事業に係る歳入歳出の増額等を主体として予算編成を行ったものでございます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ22億6,948万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ580億9,192万6,000円と定めたいとするものでございます。  第2条の繰越明許費及び第3条の債務負担行為につきましては、6ページをごらんください。  第2表、繰越明許費補正、3款2項児童福祉費、私立保育園等育成事業112万5,000円、6款1項農業費、農畜産物輸出拡大施設整備事業1億7,568万4,000円及び畜産振興対策事業1億5,687万円、10款1項教育総務費、学校給食センター建設事業19億7,884万3,000円は、いずれも国の補正予算に対応するため翌年度へ繰り越すものでございます。  なお、このうち学校給食センター建設事業につきましては、令和2年度当初予算との重複計上としております。今後は国の補助採択の状況により、弾力的に対応してまいります。  10款2項小学校費、小学校施設整備事業3億2,300万円、10款3項中学校費、中学校施設整備事業1億2,900万円につきましては、国の追加補助採択に対応するため、翌年度へ繰り越して実施を予定しております。  第3表、債務負担行為補正、特別支援学校・学校給食センター土地造成工事及び道路改良工事に要する経費の増額につきましては、工事間の施工の調整によるもの、歴史公園整備工事に要する経費の増額につきましては、出来高払いが不要になったことによるものでございます。  第4条の地方債につきましては、7ページと8ページをごらんください。  7ページ、第4表、地方債補正の「追加」につきましては、新たに学校給食センター整備事業等へ充当するための増額、8ページ「変更」につきましては、事業費の確定見込みに伴う増額・減額及び国の追加補助採択に係る小学校施設整備事業の増額によるものでございます。
     主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入予算から順次ご説明申し上げますので12ページをごらんください。  1款市税、1項2目法人市民税は3億5,000万円の減額で、自動車関連企業の減益が見込まれることによるものでございます。  2項1目固定資産税は3億5,000万円の追加で、企業の設備投資による償却資産の増によるものでございます。  3項2目軽自動車税環境性能割は500万円の減額で、実績見込みによるものでございます。  5項1目入湯税は500万円の追加で、施設の新規開設があったことによるものでございます。  2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税は1,000万円の減額、2項自動車重量譲与税は4,000万円の追加、14ページをごらんください。5款株式等譲渡所得割交付金は1,300万円の減額、6款地方消費税交付金は1億1,000万円の減額、8款自動車取得税交付金は1,000万円の追加で、いずれも愛知県の交付見込みなどによるものでございます。  10款地方特例交付金、2項子ども・子育て支援臨時交付金は、幼児教育・保育の無償化に係る臨時交付金で、15款2項国庫補助金から予算計上科目を振り替えたものでございます。  13款分担金及び負担金、1項負担金は87万4,000円の減額で、1目総務費負担金46万円の減額は、吉良土地改良区総代会総代総選挙執行経費負担金の確定によるもの、16ページをごらんください。2目民生費負担金41万4,000円の減額は、私的契約児保育所利用料の減額でございます。  14款使用料及び手数料、1項9目教育使用料582万7,000円の減額は、文化会館使用料の減額、2項4目農林水産業手数料55万円の減額は、家畜診療手数料の減額でございます。  15款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金5,668万円の減額は、児童手当負担金の減額など、過不足調整によるものでございます。  2項国庫補助金は3億1,853万2,000円の追加で、1目総務費国庫補助金6,555万3,000円の追加は、社会資本整備総合交付金及び通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る交付金の追加計上、18ページをごらんください。2目民生費国庫補助金479万1,000円の減額は、地域生活支援事業費補助金及び母子家庭等対策費補助金の減額など過不足調整によるもの、3目衛生費国庫補助金74万1,000円の追加は、感染症予防事業費等補助金の追加計上、4目商工費国庫補助金250万円の減額は、プレミアム付商品券事業費補助金の減額、6目教育費国庫補助金2億5,952万9,000円の追加は、主に国の追加補助採択による小中学校の体育館非構造部材耐震化工事及びトイレ改修工事の増額、並びに国の補正予算による学校給食センター建設に係る学校施設整備費補助金の追加計上などございます。  3項2目民生費委託金290万4,000円の減額は、国民年金事務委託金の減額でございます。  16款県支出金、1項県負担金は1億5,851万7,000円の減額で、1目民生費県負担金4,963万5,000円の減額は、後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の減額など、過不足調整によるものでございます。  20ページをごらんください。  3目教育費県負担金1億888万2,000円の減額は、特別支援学校造成工事建設負担金などの減額でございます。  2項県補助金は2億1,781万円の追加で、1目総務費県補助金85万9,000円の追加は、元気な愛知の市町村づくり補助金の追加計上、2目民生費県補助金845万2,000円の減額は、幼児教育・保育無償化導入支援事業費補助金の減額など過不足調整によるもの、4目労働費県補助金2,250万円の減額は、愛知県首都圏人材確保支援事業費補助金の減額、5目農林水産業費県補助金2億8,967万円の追加は、主に国の補正予算による農畜産物輸出拡大施設整備事業費補助金及び畜産振興対策事業補助金の計上などによるもの、6目商工費県補助金808万7,000円の減額は、新あいち創造産業立地補助金の確定によるもの、22ページをごらんください。7目土木費県補助金2,974万9,000円の減額は、主に道路新設改良事業費補助金などの確定によるもの、8目消防費県補助金6万9,000円の追加は、ラグビーワールドカップ消防特別警戒対策費補助金の確定によるもの、9目教育費県補助金400万円の減額は、私立幼稚園授業料等軽減補助金の減額でございます。  3項1目総務費委託金は3,923万円の減額で、県議会議員一般選挙事務委託金及び参議院議員通常選挙事務委託金などの確定によるものでございます。  17款財産収入、1項2目利子及び配当金は126万1,000円の減額で、各種基金積立金利子収入の過不足調整によるもの、2項1目不動産売払収入2億4,765万1,000円の追加は、市営住宅跡地を初めとする土地売払収入の追加計上でございます。  24ページをごらんください。  18款寄附金は228万3,000円の減額で、指定寄附金の過不足調整によるものでございます。  19款繰入金、1項3目教育振興基金繰入金1億1,719万4,000円の減額は、歴史民俗資料館建設基金繰入金などの減額でございます。  21款諸収入、2項市預金利子は100万4,000円の追加で、預金利率の上昇によるものでございます。  5項雑入は3,289万8,000円の減額で、6目補償金1,571万3,000円の減額は、河川改修に伴うつけかえ道路公共補償金などの確定によるもの、7目雑入1,718万5,000円の減額は、愛知県市町村振興協会新宝くじ交付金の確定による減額などの過不足調整によるものでございます。  26ページをごらんください。  22款市債19億8,570万円の追加は、第4条地方債の補正でご説明したとおりでございます。  続きまして、歳出予算のご説明を申し上げます。  今回の歳出予算は、大半が今年度末時点で不用見込みとなる予算の減額補正でありますことから、説明につきましては款ごとの補正額を申し上げ、その後、主な補正内容についてのみご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  28ページをごらんください。  1款議会費は230万円の減額で、主な補正内容として、1項1目議会費、説明欄3議員研修視察事業165万円の減額は、行政施設に係る費用弁償及び旅費の減額でございます。  2款総務費は3億2,718万6,000円の追加で、主な補正内容としまして、30ページをごらんください。1項5目人事管理費、説明欄1人件費1億4,496万1,000円の追加は、普通退職者等28人分の退職手当の追加計上、8目財政管理費、説明欄4財政調整基金積立事業2億4,820万円の追加は、主に同基金へ2億5,000万円の元金の積み立てを行うもの、34ページをごらんください。3項1目戸籍住民基本台帳費、説明欄2の(5)マイナンバー関連事業2,746万円の追加は、国庫補助金の追加計上に伴い、相当額の関連事務の委任に係る交付金を追加計上するものでございます。  42ページをごらんください。  3款民生費は5,871万円の減額で、主な補正内容としまして、1項2目障害者福祉費、説明欄3の(1)自立支援給付事業1,687万9,000円の追加は、更生医療費及び補装具費の追加計上、8目特別会計繰出金、説明欄1国民健康保険特別会計繰出事業1億4,789万4,000円の追加は、財政安定化支援事業繰出金等の追加計上、44ページをごらんください。2項1目児童福祉総務費、説明欄11障害児通所支援事業3,043万4,000円の追加は、利用者の増による障害児通所給付金の追加計上でございます。  46ページをごらんください。  4款衛生費は5億7,692万3,000円の追加で、主な補正内容としまして、1項1目保健衛生総務費、説明欄8西尾市民病院施設等整備基金積立事業1億6万1,000円の追加は、主に同基金へ1億円の元金の追加積み立てを行うもの、8目特別会計支出金、説明欄1市民病院事業会計繰出事業3億円の追加は、事業の安定継続に要する経費に係る繰出金の追加計上、48ページをごらんください。2項6目クリーンセンター運営費、説明欄6広域新焼却施設整備基金積立事業2億12万2,000円の追加は、主に同基金へ2億円の元金の追加積み立てを行うもの、3項1目上水道総務費、説明欄1離島水道対策事業1,808万6,000円の追加は、南知多町水道事業会計負担金の追加計上でございます。  50ページをごらんください。  5款労働費は3,345万1,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項1目労働諸費、説明欄5首都圏人材確保支援事業3,000万円の減額は、補助申請がされなかったことによる皆減でございます。  6款農林水産業費は2億1,533万8,000円の追加で、主な補正内容としまして、1項3目農業振興費、説明欄17農畜産物輸出拡大施設整備事業1億7,568万4,000円の追加並びに4目畜産業費、説明欄2畜産振興対策事業1億5,687万円の追加は、国の補正予算による同事業費に係る補助金の計上、52ページをごらんください。4項1目土地改良総務費、説明欄3県営事業負担金のうち、排水施設保全対策事業(ストックマネージメント)負担金1,914万7,000円の追加は、事業費の確定によるものでございます。  54ページをごらんください。  7款商工費は2,483万9,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項3目企業誘致費、説明欄3工場等建設促進事業1,617万3,000円の減額は、企業再投資促進補助金の額の確定によるものでございます。  56ページをごらんください。  8款土木費は389万6,000円の追加で、主な補正内容としまして、2項2目道路新設改良費、説明欄2市道新設改良事業(市単独分)6,940万円の追加は、主に西尾市土地開発公社が先行取得した道路用地購入費の計上などでございます。  60ページをごらんください。  9款消防費は714万6,000円の減額で、主な補正内容としまして、1項2目非常備消防費、説明欄1の(1)消防団員の報酬421万1,000円の減額は、基本団員及び機能別消防団員の報酬額確定によるものでございます。  62ページをごらんください。  10款教育費は19億1,972万4,000円の追加で、主な補正内容としまして、1項4目給食センター費、説明欄6学校給食センター建設事業19億7,884万3,000円は、国の補正予算による補助採択が見込まれるため、新学校給食センター建設事業費を計上するもので、冒頭で申し上げましたとおり、令和2年度当初予算との重複計上としております。  64ページをごらんください。  2項1目学校管理費、説明欄4小学校施設整備事業3億2,300万円の追加並びに3項1目学校管理費、説明欄4中学校施設整備事業1億2,900万円の追加は、国の追加補助採択による小中学校の体育館非構造部材耐震化及びトイレ改修に係る事業費の追加計上、68ページをごらんください。6項2目体育施設費、説明欄4総合運動場整備基金積立事業1億28万6,000円は、主に同基金へ1億円の元金の積み立てを行うものでございます。  70ページをごらんください。  12款公債費は720万円の減額で、2目利子、説明欄1市債償還金利子は、平成30年度借入債の利率確定などによるものでございます。  14款予備費6億3,994万1,000円の減額は、財源調整によるものでございます。  以上で、令和元年度西尾市一般会計補正予算(第7号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔総務部長 高原 浩 降壇〕 166 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。  この際、暫時休憩します。                             午後2時03分 休憩                             ─────────                             午後2時20分 再開 167 ◯議長(稲垣一夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。前田 修議員。 168 ◯13番(前田 修) 歳出全般で伺いますが、減額補正で各事業において不用額になるものが多いと思うんですが、各事業の予算執行率の低い事業は何か、まず伺いたいと思います。 169 ◯議長(稲垣一夫) 総務部長。 170 ◯総務部長(高原 浩) まず、予算の全額を減額する事業でございますけれども、予算書33ページ、2款1項17目、説明欄の4支所移転事業261万円及び51ページ、5款1項1目、説明欄5首都圏人材確保支援事業3,000万円でございます。  支所移転事業は、きら市民交流センター(仮称)支所棟の実施設計をやり直したことに伴う用途変更工事の施工時期の変更による皆減、首都圏人材確保支援事業は、首都圏から本市への移住に要する費用に対する補助申請実績がなかったことによる減でございます。  そのほか、執行率の低い事業としましては、57ページ、8款2項2目、説明欄3公共補償事業159万3,000円、63ページ、10款1項3目、説明欄16教育振興推進事業396万円、次に67ページ、10款5項4目、説明欄18きら市民交流センター(仮称)支所棟施設整備事業1億3,636万8,000円、最後に69ページ、10款5項7目、説明欄2歴史公園整備事業1億976万6,000円などが挙げられます。  公共補償事業は県事業費の減、教育振興推進事業は学校への助成金が少なかったことによる減、支所棟施設整備事業は支所移転事業と同様の理由による減、歴史公園整備事業は今年度、支払い予定であった出来高払いが不用となり、次年度工事完了後の一括払いとしたことによる減でございます。  以上です。 171 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 172 ◯13番(前田 修) 今、説明のあったうち、学校への助成金が少なかったという教育振興推進事業、それから出来高払いが不用となったという歴史公園整備事業、この詳細について伺いたいと思います。 173 ◯議長(稲垣一夫) 教育部長。 174 ◯教育部長(永谷和夫) まず、教育振興推進事業の関係でございます。こちらにつきましては、教育財団などからの助成金を原資として行う事業でございます。例年、幾つかの学校が入選をしておりまして、それを見込んで予算計上しておりましたが、残念ながら入選校が少なかったことにより減額するものでございます。 175 ◯議長(稲垣一夫) 教育部次長。 176 ◯教育部次長(内藤貴久) 歴史公園整備事業でありますが、当初の契約では令和元年度は前払いと出来高払いを行う予定でしたが、施工業者から、出来高払いをせずに工事完了後の一括払いの要望がありましたので、工事完了後の一括払いとなったものであります。当初の契約におきまして、前払い金と出来高払いの契約請負の特約事項において、前払い金を4,019万円、出来高払いを6,029万円といたしまして、前払い金として4,019万円をお支払いしましたが、出来高払いとして6,029万円は工事完了ということで、出来高払いを減額するもので、またそれにあわせて工事管理業務につきましても、今回の支払いを全て一括払いで行うという関係で契約をいたしました金額を、そのまま減額することになったものであります。 177 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 178 ◯13番(前田 修) 次に50ページ・51ページ、6款1項4目の畜産業費、畜産クラスター事業かと思いますが、その内容をお聞かせください。  その次のページの6款1項5目ですが、家畜診療費、これは豚コレラの対策とすると金額が少ないかなと思うんですが、対策に係る必要な経費はどのようだったかお聞きをしたいと思います。 179 ◯議長(稲垣一夫) 産業部長。 180 ◯産業部長(加藤英之) まず、第1点目の6款1項4目畜産業費、畜産クラスター事業の内容でございます。これまでの畜産業といいますのは、個々の畜産農家の産業として成り立ってきましたが、これからは畜産農家を初めとする地域の関係者、市、県、生産者団体、流通業者、事業者などが連携・結集してクラスター、いわゆるブドウの房のような一体的な協議会をつくりまして、地域の収益性を高めることを目的としてした国の補助事業でございます。今回の事業は、この協議会が事業申請を行いまして、交付決定通知後、事業者である養鶏農家が収益性の向上を図るためのウィンドレス鶏舎を建設するものでございます。  2点目でございます。6款1項5目家畜診療費、これが豚コレラへの対策かというご質問でございますが、これは豚熱対策の経費でございます。豚熱ワクチン接種を農家が実施する際に、1回当たり15円を助成するための事業でございます。今回、補正分は9,100頭を見込んでおりまして、13万7,000円とさせていただいております。  以上でございます。 181 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 182 ◯13番(前田 修) そうすると、この年度にあった豚コレラへの対策というか、かかる予算というのはどこらあたりに必要になってくるんでしょうか。 183 ◯議長(稲垣一夫) 産業部長。 184 ◯産業部長(加藤英之) 豚コレラの対策費といいますと消石灰だとか、そういったものの無料配布、これは事前に当初予算に載っていたものでございまして、今回の補正分につきましては、今まで豚コレラワクチンは打たないという方針でおりましたが、愛知県につきましては今後打っていくということで、今年の1月1日からの豚コレラワクチンに対しまして、15円の補助を行っていくというものでございますので、よろしくお願いします。 185 ◯議長(稲垣一夫) 前田 修議員。 186 ◯13番(前田 修) 最後に54ページ・55ページ、7款1項2目ですが、観光トイレ整備基本方針策定業務委託料が減額されておりますが、この減額事情はどのようですか。 187 ◯議長(稲垣一夫) 産業部長。 188 ◯産業部長(加藤英之) 観光トイレ整備策定業務委託料の減額事情でございますが、当初予算では新たな観光トイレの整備方針策定業務と、既存の観光トイレの長寿命化計画の策定に係る委託料を計上しておりました。しかしながら、新たな観光トイレの整備方針につきましては、Cラボ西尾を活用して、民間事業者からの提案をもとに整備方針を定めることとしまして、既設施設の長寿命化計画は資産経営課が来年度個別施設計画に含むこととなり、これらにかかる費用全てが不用となったためでございます。  以上です。 189 ◯議長(稲垣一夫) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第18号については、関係委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第21 190 ◯議長(稲垣一夫) 日程第21 議案第19号 令和元年度西尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 191 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第19号 令和元年度西尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、令和元年度の歳入歳出の額の確定等と、それに伴う関係分の金額の調整をお願いするものでございます。  第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,126万9,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ162億366万6,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げますので、6ページをごらんください。  始めに、歳入についてご説明申し上げます。  1款1項1目一般被保険者国民健康保険税6,860万円の減額は、保険税の滞納繰越分について歳入不足が見込まれるためでございます。
     2款1項1目保険給付費等交付金3,743万7,000円の追加は、交付金額の確定見込みに伴う計上で、内訳といたしましては、保険者努力支援分が1,356万7,000円の減額、特別調整交付金分が4,648万2,000円の追加、特定健康診査等負担金が452万2,000円の追加でございます。  4款1項1目一般会計繰入金1億4,789万4,000円の追加は、繰入金額の確定に伴う計上で、内訳といたしましては、保険基盤安定繰入金が1,486万3,000円の減額、その他一般会計繰入金が1億1,854万9,000円、8ページをごらんください。財政安定化支援事業繰入金が4,420万8,000円をそれぞれ追加するものでございます。  4款2項1目国民健康保険事業安定化基金繰入金は3億2,800万円の減額でございます。  続きまして、歳出について説明を申し上げますので10ページをごらんください。  3款1項1目一般被保険者医療給付費分及び4款1項1目特定健康診査等事業費は、歳入の2款1項1目保険給付費等交付金の精算に伴い財源更正を行うものでございます。  8款1項1目予備費2億1,126万9,000円の減額は、財源調整によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 192 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 193 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第19号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第22 194 ◯議長(稲垣一夫) 日程第22 議案第20号 令和元年度西尾市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 195 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第20号 令和元年度西尾市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、事業費の確定に伴う地方債等の歳入と、下水道建設費等の歳出の過不足調整を主体に編成し、全体として1億4,325万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,325万7,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ32億9,222万5,000円と定めたいとするものでございます。  第2条、地方債の補正につきましては4ページをごらんください。  第2表、地方債補正のとおり事業費確定に伴い起債の限度額を減額し、3億2,920万円とするものでございます。  それでは、歳入予算からご説明を申し上げますので8ページをごらんください。  6款3項1目雑入2,735万7,000円の減額は、農業集落排水事業特別会計からの企業会計化対策費負担金及び矢作川流域下水道維持管理費精算還付金の額の確定によるものでございます。  7款1項1目下水道債1億1,590万円の減額は、事業費の確定に伴う、1節公共下水道事業債1億750万円の減額、矢作川流域下水道建設事業費負担金の額の確定に伴う、2節流域下水道事業債70万円の減額、企業会計化対策事業費の額の確定に伴う、3節公営企業会計適用債770万円の減額でございます。  続きまして、歳出予算のご説明を申し上げますので10ページをごらんください。  1款1項1目一般管理費1,016万円の減額は、受益者負担金システム機器借上料の額の確定及び企業会計化準備・移行業務委託料のうち、契約システムの導入について慎重に検討した結果、システムを導入せず、直営による代替手段を選択したことによる減でございます。  1款1項2目下水道維持管理費1,895万円の減額は、下水道使用料徴収事務手数料75万円の減と、矢作川流域下水道維持管理費負担金1,700万円の減及び補償費120万円の減でございます。  3目下水道建設費1億3,988万6,000円の減額は、下水道事業受益者負担金一括納付報奨金450万円の減と、事業費の確定による測量調査設計業務委託料及び公共下水道築造工事費等1億3,470万円の減、並びに矢作川流域下水道建設事業費負担金68万6,000円の減によるものでございます。  12ページをごらんください。  3款1項1目予備費2,573万9,000円の増額は、財源調整によるものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 196 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 197 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第20号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第23 198 ◯議長(稲垣一夫) 日程第23 議案第21号 令和元年度西尾市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 199 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第21号 令和元年度西尾市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、事業費の確定に伴う歳入の地方債と、農業集落排水管理費等の歳出の過不足調整を主体に編成し、全体として200万円の減額補正をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ200万円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,510万2,000円と定めたいとするものでございます。  第2条、地方債の補正につきましては、4ページをごらんください。  第2表、地方債補正のとおり、事業費確定に伴い起債の限度額を減額し、3,380万円とするものでございます。  それでは、歳入予算からご説明申し上げますので8ページをごらんください。  7款1項1目農業集落排水債200万円の減額は、企業会計化対策事業費の額の確定に伴う公営企業会計適用債の減額でございます。  続きまして、歳出予算のご説明を申し上げますので10ページをごらんください。  1款1項1目農業集落排水管理費199万円の減額は、企業会計化対策費負担金の確定に伴う減でございます。  3款1項1目予備費1万円の減額は、財源調整によるものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 200 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 201 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第21号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第24 202 ◯議長(稲垣一夫) 日程第24 議案第22号 令和元年度西尾市介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部長。       〔健康福祉部長 岩瀬美貴徳 登壇〕 203 ◯健康福祉部長(岩瀬美貴徳) ただいま議題となりました議案第22号 令和元年度西尾市介護保険特別会計補正予算(第5号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、歳入におきまして、国庫補助金の計上及び一般会計繰入金の減額を、歳出につきまして予備費の減額をお願いするものでございます。  第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ137万2,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ124億5,859万4,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げますので6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  3款2項4目保険者機能強化推進交付金1,522万6,000円の追加は、国庫補助金の確定に伴い計上するものでございます。  8款1項4目その他一般会計繰入金1,659万8,000円の減額は、12月補正でご承認いただきました人件費の減額及び介護保険事業費補助金の追加、並びに歳出1款1項1目一般管理費の増額によるものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げますので8ページをごらんください。  6款1項1目予備費137万2,000円の減額は、財源調整によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部長 岩瀬美貴徳 降壇〕 204 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第22号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第25 206 ◯議長(稲垣一夫) 日程第25 議案第23号 令和元年度西尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。健康福祉部次長。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 登壇〕 207 ◯健康福祉部次長(岩瀬茂樹) ただいま議題となりました議案第23号 令和元年度西尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由をご説明申し上げます。議案書1ページをごらんください。  本案は、保険料の減が見込まれること及び保険基盤安定繰入金の確定に伴い、過不足調整をしたいとするもので、第1条にありますとおり、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,352万6,000円を減額し、この予算の総額を歳入歳出それぞれ20億4,792万4,000円と定めたいとするものでございます。  それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げますので6ページをごらんください。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  1款1項後期高齢者医療保険料1,816万円の減額は、1目特別徴収保険料1,428万円の追加と、2目普通徴収保険料3,244万円の減額で、主に当初の見込みより普通徴収被保険者数の減が見込まれることによるものでございます。  2款1項2目保険基盤安定繰入金4,536万6,000円の減額は、交付額確定に伴うものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げますので8ページをごらんください。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金6,352万6,000円の減額は、保険料等の減によるものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔健康福祉部次長 岩瀬茂樹 降壇〕 208 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 209 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第23号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第26 210 ◯議長(稲垣一夫) 日程第26 議案第24号 令和元年度西尾市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。市民病院事務部長。       〔市民病院事務部長 尾崎健治 登壇〕 211 ◯市民病院事務部長(尾崎健治) ただいま議題となりました議案第24号 令和元年度西尾市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
     今回の補正は、一般会計からの出資金の増額をお願いするものでございます。  それでは、1ページをごらんください。  第1条は、本補正予算の総則でございます。  第2条は、資本的収入及び支出の予定額で、第2項出資金で3億円を追加し、第1款資本的収入の計を14億3,643万1,000円とするものでございます。  なお、出資金の増額により、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額はなくなりましたので、補填に関する説明を削除するものでございます。  2ページから9ページまでの補正予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表につきましては、地方公営企業法の規定に基づき参考資料として添付いたしたものでございます。  10ページ、補正予算説明書は、資本的収入及び支出の収入、1款2項1目他会計出資金3億円の追加は、企業債償還金等の支払いに当たり財源不足が見込まれるため、一般会計からの繰出金により対処するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔市民病院事務部長 尾崎健治 降壇〕 212 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 213 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第24号については、厚生委員会に付託します。            ──────────○────────── 日程第27 214 ◯議長(稲垣一夫) 日程第27 議案第25号 令和元年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。提案理由の説明を求めます。上下水道部長。       〔上下水道部長 榊原伸尚 登壇〕 215 ◯上下水道部長(榊原伸尚) ただいま議題となりました議案第25号 令和元年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正は、人件費の過不足調整による支出の減額、事業量の変更に伴う収入・支出の減額をお願いするものでございます。  1ページをごらんください。  第1条は、総則でございます。  第2条は、業務の予定量で定めた4号の主要な建設改良事業の配水管布設及び布設替工事の額を、当初予定額から3,600万円減額して8億5,300万円に改めたいとするものでございます。  第3条は、当初予算で定めた収益的収入及び支出の補正予定額で、収入の第1款水道事業収益、第1項の営業収益の額を6,603万1,000円減額し、31億5,738万8,000円に改め、第1款水道事業収益の総額を34億7,390万8,000円に改めたいとするものでございます。  支出の第1款水道事業費用、第1項の営業費用の額を3,993万3,000円減額し、30億2,463万4,000円に改め、第1款水道事業費用の総額を30億5,087万8,000円に改めたいとするものでございます。  第4条は、当初予算で定めた資本的収入及び支出の補正予定額で、収入の第1款資本的収入、第2項の工事負担金の額を2,100万円減額し、1億4160万円に改め、第1款資本的収入の総額を4億6,073万7,000円に改めたいとするものでございます。  支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費の額を8,900万円減額し、18億3,870万円に改め、第1款資本的支出の総額を19億4,341万2,000円に改めたいとするものでございます。この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額15億5,067万5,000円を14億8,267万5,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億5,762万4,000円を1億4,965万7,000円に、建設改良積立金6億9,315万1,000円を6億3,311万8,000円に改めたいとするものでございます。  第5条は、当初予算で定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、(1)職員給与費の額を593万3,000円減額し、2億5,960万1,000円に改めたいとするものでございます。  3ページから12ページまでの補正予算実施計画等につきましては、地方公営企業法の規定に基づき、参考資料として添付したものでございます。  13ページ、補正予算説明書をごらんください。  収益的収入及び支出のうち、収入の1款1項1目の給水収益6,003万1,000円の減額は、配水量の減量による給水収益の減額、3目のその他営業収益600万円の減額は、下水道事業等に伴う配水管移設補償費の減額でございます。  支出の1款1項1目の原水及び浄水費200万円の減額は、請負差額による工事請負費の減額、2目の配水及び給水費3,200万円の減額は、下水道事業等に伴う配水管移設工事、残地管撤去工事業務量の減による工事請負費の減及び請負差額による量水器取替補修費の減額でございます。  5目の総係費593万3,000円の減額は、給料及び手当等の過不足調整による減額でございます。  14ページをごらんください。  資本的収入及び支出のうち、収入の1款2項1目の工事負担金2,100万円の減額は、下水道事業等に伴う配水管移設補償費の減額でございます。  支出の1款1項1目の一般工事費8,900万円の減額は、下水道事業等に伴う配水管布設替工事、請負差額による工事請負費の減及び委託料の減額でございます。  以上、令和元年度西尾市水道事業会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。       〔上下水道部長 榊原伸尚 降壇〕 216 ◯議長(稲垣一夫) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 217 ◯議長(稲垣一夫) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第25号については、経済建設委員会に付託します。            ──────────○────────── 218 ◯議長(稲垣一夫) 以上で、本日の日程は全部終了しました。  次回は明日、2月26日水曜日、午前10時より再開することとし、本日はこれにて散会します。                             午後2時59分 散会 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...